サンクトリヒ ブレンダ: さあ ついたわ アルベルト: アルプスか・・・ 故郷を思い出すな ブレンダ: そういえば あなたの故郷はこの近くだったわね アルベルト(沈): 今ごろ国は どうなっているだろう・・・ ブレンダ: 早く国に帰るためにも 任務を果たそうよ それに ここにだって苦しんでる人たちがたくさんいるはずよ アルベルト(沈): そうだな・・・ 連邦政府軍本部に発進 アルベルト: 一見 平和そうに見えるこの場所でも 争いが行われているというのか・・・ ブレンダ: そうらしいわね とりあえず 政府軍の基地に行って くわしいことを聞いてみましょう アルベルト: ブレンダ お前も行くのか? ブレンダ(楽): 私は キャリアーに残るわ だって 突然敵がきたら困るでしょ? ルヴェン(喜): 本当は 出歩くのがめんどうなだけじゃないのか? ブレンダ: そんなことないって! ほら 早く行かなきゃ アルベルト(喜): わかった・・・わかったよ ブレンダ: 発進する時は 補給をわすれちゃだめよ 連邦政府軍本部 ブレンダ: もう少し行った所に司令部があるわ アルベルト: 了解 兵士(叫): 止まれ! あやしいやつだな アルベルト: おれはニューヨークからきたアルベルトだ 司令官に会いたい 兵士: あっ! カーネルライト協会の方ですか これは失礼しました ランドルフ少佐がこの先で お待ちです 兵士: 道に迷いましたか? ランドルフ少佐なら この先の突き当たりで上って下に降りたところですよ 兵士: おや? ランドルフ少佐とのお話は すんだのですか? 兵士: いやー!! ヴァンツァーはいいですねえ 私も 早くパイロットになりたいものです 兵士(叫): ゲリラども!! くるならこい!! 兵士: 正直にいうとですね あなたたち傭兵の力を借りなければならないのははずかしいことです・・・ しかし この国のためにはあなたの力が必要なんです 頼りにしてますよ ランドルフ: 君が アルベルト君ですね よくきてくれました アルベルト: よろしく ところで・・・ 他にはだれもやとっていないと聞いているが ランドルフ: いや かえって大人数では困るのです 探索が主な任務なのでね まあ 状況を説明しましょう 実は わが国でも日ましにゲリラの活動がはげしくなっているのです 敵はかなりの数のヴァンツァーを配備していますが・・・ 反面 政府軍は兵器も乗員も十分でないのが現状なのです アルベルト: 政府軍の軍備がゲリラに負けているのか? ランドルフ: はずかしながらそうなのです さらに ゲリラたちは凶悪な兵器をつかって 住民をまきこむ可能性もあるのですよ そこで・・・ やつらの基地をさがし出し 君にそれを撃破してもらいたいのです アルベルト: なるほど・・・了解した ランドルフ: それから 君の艦には このクラーク大尉を同乗させてもらいます こまかな指示は彼を通して行うことになりますので クラーク: よろしく おねがいします アルベルト(喜): おれの“お目つけ役”ってわけか クラーク: いえ そういうわけではありません 自分はこのあたりの地理にくわしいのです アルベルト(喜): そういうことか わかったよ ブレンダ: アルベルト 大変よ! 所属不明機が多数 この基地に接近してるわ! アルベルト(叫): なにっ!? 兵士(叫): 反政府ゲリラの奇襲だ! とうとう こんな所までやってきやがったのか!? ランドルフ: アルベルト君 たのみましたよ! アルベルト: もう大丈夫だ! ゲリラを撃退したぞ!
サンクトリヒ ランドルフ: みごとでしたよ アルベルト君 ブレンダ(喜): とうぜんよ ひょっとしてあなた 私たちを信用してなかったんじゃ・・・ ランドルフ: いやいや そんなことはありませんよ しかし これでゲリラがどういう者たちか わかったと思いますが アルベルト: ああ 強力なヴァンツァーを 大量に配備しているようだな ランドルフ: やつらの基地を たたいてください たのみましたよ! クラーク: ゲリラがひそんでいると思われる場所へは 自分が案内します 連邦政府軍本部 兵士: おつかれさまです ランドルフ: ごくろうさまです 君たち 他国の人間を 危険な任務につけてしまって すまないことだとは思っています |