アルハリ ARS軍本部に発進 ブレンダ: なんとか たどりついたわ ルヴェン: 船酔いするかと思ったぜ クラーク: バランサーが 壊れているのですよ 飛行には さしつかえませんが かなり つかれますな エミル: 室温管理システムも壊れてますよ 暑いですね・・・ ブレンダ: これは いよいよだめね 修理して直るかどうか アルベルト: なるべくなら 修理などで足どめを くらいたくないが ブレンダ: でも キャリアーなしではなんともならないしね・・・ ARS軍本部 兵士: アルベルトがもどったぞ! 兵士: 難攻不落のナヴァル要塞を攻略するとは たいしたやつだ 兵士: これで ダムは守られた ありがとう! 兵士: 勇者アルベルトにカンパイだ! 兵士: やったぜ! これで 戦争も終わるよ サファド: ごくろうだった ブレンダ: なんとか 任務完了したわ サファド: うむ 敵は あの要塞を破壊されて戦意を失っているだろう これを機に 和平交渉を進めてみようと思う アルベルト(喜): それは いい考えだ サファド: 敵味方ともに 失ったものがあまりに多すぎるからな まあ すぐにまとまるとは思わないが・・・ 戦いを少しでも早く終わらせることが本当の勝利だろう いずれにしても君のおかげだ ありがとう アルベルト(喜): お役に立てて よかった サファド: ところで・・・君たちにお礼をしたい アルベルト: 別に・・・礼など こちらも 仕事でやったことだ サファド: まあ そう言うな きっと 君たちにも気に入ってもらえると思う さあ 奥へ進みたまえ ブレンダ: なんなのかしら? ブレンダ(叫): あっ! アルベルト: こ・・・これは サファド: そうだ この戦艦が君たちへの礼だ ブレンダ(喜): すごいわ これなら 今までよりたくさんの武器や機体がのせられるわよ! アルベルト: 総司令・・・すまない こんなことまで・・・ サファド: なに 気にするな どうせ 戦いが終結すればいらなくなるものだ ブレンダ: ありがとう サファド総司令 それじゃ なごりおしいけど 私たち出発するわ サファド: 今後の君たちの活躍にも期待しているぞ アルハリ ルヴェン(喜): よお エミル(叫): ルヴェンさん!? ブレンダ(叫): あなた・・・いつの間に? ルヴェン(喜): 潜入に気付かれてスパイがつとまるか アルベルト: おれたちは もうここを 出発するぞ ルヴェン(喜): いや おれも長い休みをもらえたんでな あんたたちに 同行しようと思っている ブレンダ(叫): なに 勝手なこと言ってるのよ! ルヴェン: アルベルト・・・ この紛争 何か変だと思わなかったか? アルベルト: ああ・・・確かに ブレンダ: え? 何が変なのよ 私は 気付かなかったけど ルヴェン: こんな地域紛争に 荷電粒子砲なんて兵器が存在したこと自体がふつうじゃない 今まで この戦場であんな高度で大がかりな兵器が使われた事はなかった ブレンダ: う〜ん そう言われてみれば・・・ ルヴェン: 敵軍の作戦に さぐりを入れていて感じた・・・ この紛争には 何か裏があるんじゃないか とな アルベルト: 紛争の裏…か ルヴェン: で あんたたちに同行しようと思ったのさ あんたたちといっしょなら いろんな紛争地の様子が調べられそうだからな アルベルト: そうか・・ ブレンダ: どうする? アルベルト(喜): まあ いいだろう 当然 おれの仕事も手伝ってもらうが ルヴェン(喜): そんなことなら かまわんさ それに ブレンダ嬢ともまたいっしょに旅ができるんだ 文句は言えんだろう ブレンダ(楽): 調子くるうなあ・・・ ARS軍本部 兵士: ありがとうございました あなたみたいな 助っ人がもっと早く現れてくれれば 戦いも これほど長引かないですんだでしょう 兵士: あの ナヴァル要塞を攻略するとは・・・ たいしたものです サファド: 長かった戦いに終止符が打たれるのも もう 遠い話ではない 君たちのおかげだよ ありがとう アルハリ上空 アルベルト: ところで ルヴェン・・・ おれたちと行動して いったい何を知りたいんだ? ルヴェン(喜): おれにも はっきりした事は言えん ただ 仕事がら 各地の戦場の情報が入ってくるんでな ちょっと 気になることがあったってわけさ アルベルト: そうか・・・ ルヴェン: あんたの国の情報もあるぜ 今や 軍が実権をにぎって 戦争でもおこしそうな雰囲気だとさ アルベルト(叫): なんだって! もう そんなことにまでなっているのか! ブレンダ: アークの しわざね ルヴェン(喜): しかし まあ おれ自身は 今まで 他の紛争地に行った事はなかったからな これからは あんたたちと世界を回って 直接 情報を仕入れたいと思っているのさ よろしくたのむぜ アルベルト: ああ・・・ こちらこそよろしくな ブレンダ: でも ルヴェンって ただの ケイハクな人かと思ってたけど けっこう いろいろ考えてるのね・・・ ルヴェン(喜): ブレンダ・・・ やっと オレの良さをわかってくれたんだな? ブレンダ: だから・・・そういう所が良くないっていうのよ・・・ |