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エミンゲン
大統領官邸に発進
ブレンダ:
大統領官邸に着いたわ

ルヴェン(喜):
こんな所を襲うなんて
まるでおれたちがテロリストのようだな

クラーク:
一歩間違えば その通りになりますよ
大統領が本当に アーク大佐と組んでいるとしたら・・・

アルベルト(苦):
いや それはありえない!
・・・アークめ かならずしっぽをつかんでみせる!


大統領官邸
アルベルト(叫):
よし!突っこむぞ!

ブレンダ:
気をつけてね


兵士(叫):
きさま! 何者だっ!?


兵士(叫):
きさま! 何者だっ!?


大統領:
な なんだね君は!

アルベルト:
すみません 大統領
こうでもしないと あなたと会えなかったものですから
私は あなたの亡命が失敗した時 いっしょに逃げたアルベルトです
おぼえておいででしょう?

大統領(困):
う・・・ いや・・・私は・・・

フェルダー(叫):
ええい!警備兵は何をやっているの!?
閣下を お守りしなさい!

大統領(困):
うう・・・ フェルダー様
私は・・・どうすればよいでしょうか・・・?

アルベルト(苦):
!?
そうか・・・ お前 大統領ではないな
ニセモノか!?

フェルダー(喜):
フッ
あの がんこな大統領が この男のように物わかりがよければ
こんな手間をかけずにすんだものを・・・

アルベルト(苦):
やはり・・・
では 本物の大統領は・・・・・・

フェルダー(喜):
お前などと 話をしているひまはありません
ちっ アークはどうもつめが甘くて困る
こんな男を 野放しにしておくなんて・・・

アルベルト(叫):
なにっ!
お前たちはアークの一味なのか!?

フェルダー(喜):
一味?
フフッ わらわせてくれますね


兵士:
フェルダー様 こちらへ
あとは われわれにおまかせを!

フェルダー:
アークはいったい何をしているのです!

アルベルト(叫):
まてっ!

ブレンダ(叫):
アルベルト! そこから逃げて!

アルベルト(叫):
し しかし!!

ブレンダ(叫):
官邸の守備隊が 全部あなたの方に向かっているわ
さあ はやく!!


アルベルト(叫):
こちら アルベルト
敵の追撃をかわした ここから脱出する!

ブレンダ:
了解!



Mission Complete



エミンゲン
アルベルト(苦):
ブレンダ
ここにいた大統領はニセモノだった

ブレンダ:
なるほどね
アーク大佐の言いなりになってるなんて 変だと思ったけど

アルベルト:
しかし
本物の大統領は殺されてしまったのだろうか?

ルヴェン:
アークってやつがよほどのバカでなければ
生かしておくだろうよ
国を支配したいなら 本当の大統領は まだ必要なはずだ

アルベルト:
そうだな
本物の大統領をさがし出そう
しかし・・・

ブレンダ:
どうしたの?

アルベルト:
いや・・・ニセ大統領は
どこかの司令官らしい女にあやつられていたようなんだ
あんな女は わが軍にも政府にもいなかった
いったい 何者なんだ・・・?

ルヴェン(苦):
ここもか・・・
やはり陰で なにかが動いているようだな・・・
 

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