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アトラス
アトラス中枢に発進
ブレンダ(苦):
だめだわ・・・ もうこれ以上は上れない
さすがの 最新型キャリアーも限界みたいね

ルヴェン(叫):
あたりまえだ!
今まで この高度まで上昇したキャリアーなんてありはしないぜ!
いくら 新造戦艦でも危険すぎる!

サカタ(苦):
世界記録か!すばらしい!!

サカタ:
・・・などと のんきなことを言っとる場合ではない
すぐに アトラスが攻撃を再開するぞ!

アルベルト:
しかたがない・・・
また 中から進むしかないようだ
キャリアーを突入させてくれ!


アトラス中枢
アルベルト:
ここからは もうもどらないつもりだ
安全な所へ退避していてくれ

ブレンダ(叫):
そんな・・・ 私はここに残るわ!

アルベルト:
だめだ
ここは高度が高すぎる とどまるのは危険だ
それに エレベーターが爆発でもしたらみちずれにすることになる
もどれ!

ブレンダ(沈):
でも・・・エレベーターを止められたとして
そのあと どうやってそこを出るのよ?

アルベルト:
おそらく脱出装置があるはずだ
それに 爆発するときまったわけじゃない
それはなんとかする

ブレンダ(沈):
・・・・・・
わかったわ
あなたとは いつもこんなことのくり返し
だけど こんどこそ最後ね?
この作戦が終わったら・・・・・・

ブレンダ(楽):
仕事ぬきで 旅にでも行こうよ!

ブレンダ(沈):
ねっ・・・
アルベルト・・・

アルベルト(喜):
・・・そうだな
無事をいのっててくれ

ブレンダ(叫):
死なないでよっ! 絶対にっ!


アルベルト:
これが 最上階につながるエレベーターに違いない
狂ったプログラミングで要塞と化したアトラス・・・
もうもどれないかもしれないがなんとしても破壊しなければ

アルベルト:
これが 最上階につながるエレベーターに違いない
だが アトラスを破壊した後 必ずしも地上に帰れるとは限らん・・・
お前は ここで艦にもどれ
あなたは ここで艦にもどってくれ
君は ここで艦にもどってくれ
突破口から通信を送ればブレンダがきてくれるはずだ

クラーク:
・・・・・・
そうですか わかりました
道中 お気を付けて
ご無事を おいのりします

アルベルト(喜):
ありがとう クラーク


エミル(叫):
えっ!
だめです!ぼくもいっしょに行かせてください
あなたといっしょに最後まで戦いたいんです

アルベルト:
エミル・・・
君は今まで よく戦いにたえてきた
生き残って 国にもどれ
この戦いで得た力で自分の国を 立て直すんだ

エミル(沈):
・・・・・・

エミル:
・・・わかりました あなたの 言う通りにします
そのかわり あなたも必ずもどるって約束して下さい

アルベルト:
ああ 約束するよ


ルヴェン(喜):
フッ・・・それはできん
お前は おれが今までに見た傭兵の中で 一番の変わり者だ
そんなめずらしいやつを1人で死地にやるわけにはいかんな

アルベルト:
ルヴェン・・・
お前には やってもらいたいことがある
艦にもどって ブレンダたちを守ってやってほしい
頼れるのはお前しかいないんだ

ルヴェン(喜):
はは・・・相変わらず言ってくれるじゃないか
・・・わかったぜお前の 言う通りにしてやろうじゃないか
だがな・・・おれにもひとこと 言わせてくれ

アルベルト:
なんだ?

ルヴェン:
アルベルト・・・
死ぬなよ

アルベルト(喜):
わかっている


アクセル:
なんでだ?
おいらが いちゃあジャマなのか?

アルベルト:
アクセル・・・
君は 絶対に生きてもどらねばならんはずだ
お前の故郷では おやじさんが待ってるんだろう?

アクセル:
父ちゃん・・・

アクセル(喜):
わかったよ
まあ アルベルトさんならひとりでも大丈夫だ
なんたって このおいらが認める 世界でたった1人のヴァンツァー乗りなんだからな

アルベルト(喜):
ありがとう


サカタ:
待て!
ここまできて 何を言う
わしを のけものにすると承知せんぞ!

アルベルト:
サカタ博士・・・
この作戦が万一 失敗したら 世界は あなたの技術を必要とするだろう
あなたを 死なせるわけにはいかない
わかってくれ

サカタ:
うむ・・・ そうだった・・・
わしの目的は 人々を守る事
しかし わしは信じておるぞ あんたが もどってくる事をな

アルベルト(喜):
ありがとう 必ず もどるよ


ルーク:
いや・・・それはできん
お前には カリがある
それを返さぬうちはお前から離れるわけにはいかん

アルベルト:
ルーク
お前の 義理がたさはわかっている
だからこそ お前に頼みたい もどって ブレンダたちを守ってやってくれ

ルーク:
・・・そうか
お前がそれを望むなら仕方あるまい・・・
だがな
私はこれでカリを返せたなどとは思わんぞ
必ずもどるのだ よいな!

アルベルト(喜):
わかった


アニタ(叫):
えっ! なぜです!
この先 ひとりでは・・・

アルベルト:
アニタ・・・
もし おれが失敗した時には 君が ガーディアンの部隊を指揮して
アトラスを破壊するんだ たのんだぞ

アニタ(叫):
でも・・・

アルベルト:
君は ガーディアンにとって・・・
いや これからの世界にとって必要な人間だ
君を死なせるわけにはいかない
もどるんだ!

アニタ:
・・・・・・
私に ガーディアンとしての責任を果たせということですね?
わかりました 私はもどります・・・
あなたも 必ず帰ってきてください

アルベルト(喜):
ああ わかっている


カゲミツ:
ピポパ?

アルベルト(喜):
フッ
お前に話しかけるなんて・・・
おれも サカタ博士の病気がうつったかな

カゲミツ:
ピポポ・・・

アルベルト(喜):
ああ・・・わかった
お前も 無事に帰れよ

カゲミツ:
パポ!



ジェノス(喜):
遅かったな

アルベルト(叫):
ジェノス!

ジェノス(喜):
あわてるな
軌道エレベーターの中枢部を破壊しにきたのだろう?

アルベルト:
ああ・・・
しかし お前どうやってあの対空砲火をくぐり抜けてきたんだ?

ジェノス(喜):
ロイスのペンダントが守ってくれたようだ・・・
アトラスがこいつを認識して私のヴァンツァーには攻撃を加えなかった

アルベルト:
ソサエティ幹部はフリーパスということか

ジェノス:
だがここからは勝手が違う
結局 きさまの手をかりねばならん
気にいらんことだが協力せねばなるまい

アルベルト:
なぜだ?
あとは 中枢部 つまりエネルギージェネレーターを破壊するだけではないのか?

ジェノス(喜):
きてみればわかる
ついてこい 中枢部コアはこっちだ


アルベルト(叫):
これがコアか!・・・

ジェノス:
コアには強力な防衛機能が装備されている
私が やつの外壁を破壊する お前は そのスキにやつを たたくのだ

アルベルト:
ここに来てようやく力を合わせることができるのか

ジェノス(苦):
くだらんことを言っている場合ではない
いくぞ!


アルベルト(叫):
コアが・・・!

ジェノス(叫):
まずい!逃げろっ!
集中しているエネルギーが解放されたら・・・
お前とて無事ではすまん!

アルベルト(叫):
これがアトラスの火なのか!


アルベルト(叫):
コアを破壊した!! これでアトラスは無力だ


アルベルト(叫):
このままでは危険だ
早くアトラスから離れよう

ジェノス:
このまま進め
この先に脱出ポッドがあるはずだ


アルベルト:
よし これで助かりそうだ


アルベルト:
ジェノス 早く脱出ポッドへ・・・

ジェノス(喜):
フッ・・・
ここで きさまとの決着をつけさせてもらうぞアルベルト!

アルベルト(叫):
なっ なにを言い出すんだっ!
今 お前と戦う理由がどこにある!

ジェノス(喜):
私は自分の目的のために非道な行いを続けてきた
私自身で 手にかけた部下もいる・・・
私も ソサエティとともに滅びるべき人間だとは思わないか?

アルベルト(叫):
そんなことはない!
お前の行いは 妹を愛するがゆえのものじゃないか!
罪を感じるなら
ソサエティにむしばまれた世界を再建することでつぐなえばいいんだ!

ジェノス:
最後まで甘いなアルベルト
私は・・・ 兵士としてしか生きられない男なのだ・・・

ジェノス(叫):
私は きさまを倒す!!

アルベルト(叫):
やめろっ!


アルベルト(叫):
な・・・なにをする!

ジェノス(喜):
きさまは 気にさわる男だった
だが本当は きさまに昔の自分を見たのかもしれん
ロイスと二人で世の理想を語り合っていたころの自分を・・・
私は 戦いの中で自分を失ったのだ
きさまは 私のようにはなるなよ・・・
さらばだ!アルベルト

アルベルト(叫):
ジェノス!!
 

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