マチュピチュ ホセ邸飛行場に発進 ブレンダ: ホセ機を捕らえたわ! アルベルト: ルーク ひとつだけ教えてくれ ジェノスはなぜソサエティに入ることにこだわったんだ? ルーク: ジェノス様は・・・ ロイス様を殺すおつもりだ アルベルト: 妹を・・・殺すというのか? ルーク: はじめは ジェノス様がソサエティのメンバーとなり ロイス様を つれもどすおつもりだったのだ もうそれもかなわぬ話だろう・・・ エミル: そんな・・・ ルーク: ジェノス様はロイス様を愛しておられる ジェノス様はロイス様とさし違えるおつもりだ アルベルト: そうだったのか・・・ ルーク(苦): 私は戦場で ジェノス様に命を救われた その時からくらべるとあの方もすっかり変わられてしまったが・・・ それでも私は あの方のためなら どんな事でもするつもりだったのだ しかし これから先私が ジェノス様のためにできることはなにもない かといって 私には帰る場所もない・・・ アルベルト: 今度はお前がジェノスの命を 救う番じゃないのか? ルーク: !! そうか・・・ お前の言うとおりだ ルヴェン: アルベルト! ホセ機の方が足が速いぜ! このままじゃひきはなされちまう! どうするんだ!? アルベルト: なるべく接近してくれ そのあとバーニアでホセ機に取りつく サカタ: 一度飛び出したら艦にはもどれんぞ アルベルト: わかっている 大丈夫だ ホセ邸飛行場 ブレンダ: ホセ機にだいぶ近づいたわよ アルベルト: よし これだけ追いつめれば おれの ジェットパックだけでいける! ヴァンツァーのバーニアだけでいける! ブレンダ(叫): 気をつけて! ホセ(苦): うぬぬぬ・・・ なんてやつだ 追いつかれているではないか! ええい こちらもヴァンツァーで応戦するのだっ! ナイトゴーントを出せ! パイロット: ぐわぁ ソサエティばんざーい!! ホセ(苦): まさか!! ナイトゴーントが・・・ ええい! なにをしている すべての砲門を開け!! やつをたたき落とすのだ! ジェノス(叫): むだだ! まだわからないのか! 機を捨ててはやく脱出するべきだ! ホセ: ふん! 弱音をはきおって 見ているがいい ホセ: まさかここまでやるとは ふたたび おどろきましたよ ルーク(叫): ジェノス様! ジェノス: ルーク・・・ ジェノス(喜): フッ 生きていたのか しぶといやつだ ルーク: まだ その様な事を・・・ 私には わかっております あなたが わざと狙いを はずした事を ジェノス(喜): お前は 甘い! それほど言うなら もう一度相手をしてやろう ルーク(苦): ・・・私は あなたとは戦いたくありません アルベルト: わかった ここは おれ1人で大丈夫だ ジェノス: ・・・・・・ ホセ: ほっほっほ 1人で大丈夫・・・ですと? たいした自信ですね しかし あなたのバーニアのパワーももう限界でしょう ざんねんでしたね おっと お迎えがきたようです アルベルト: なんだ あの青いヴァンツァーは? 見た事もない機体だ・・・ 近衛隊長: No5 ホセへ No1の言葉を伝える “無能者には死を!” ホセ(苦): なんだって! 近衛隊長: 兵器生産の拠点を失ったあなたに 総統は御立腹だ! ソサエティに無能な者は必要ない ・・・死ぬがいい! ホセ(苦): そ そんな・・・ 待ってくれ 私にも言いたいことが・・・ ノォォォォォーッ!! 近衛隊長: それから・・・ ジェノス君 ソサエティは君を歓迎する ついてきたまえ ジェノス(喜): アルベルト さらばだ! アルベルト: ジェノス! 近衛隊長: アルベルト君 これ以上 われわれのジャマをしてほしくないものだ アルベルト(叫): きさまらの思い通りにはさせない! 近衛隊長: とてもざんねんだよ 君のような兵士を殺すのはおしいがしかたあるまい! ブレンダ(叫): アルベルト!下がって! こちらから砲撃するわ! 近衛隊長: くっ!ジャマが入ったようだな 今日は 引き上げるが次はないと思いたまえ!
マチュピチュ ブレンダ: あの 青い ヴァンツァー・・・ やつは一体 何者なの? アルベルト: ソサエティの総統直属の士官らしい ジェノスを連れて行ったよ ブレンダ: するとジェノスは いよいよソサエティの中枢に入りこんだのね ルーク: ジェノス様・・・ ルヴェン: おれたちにも ソサエティの本拠がわかればな・・・ クスコ村 グラント: アルベルト! アルベルト: グラント まだ ここにいたのか グラント: ああ アニタが ガーディアンの中心任務についちまったからな そんなわけで 今やおれがここの 現地司令官ってわけさ アルベルト(喜): 出世したな グラント: まあな だが またしばらくアニタに 会えねえかと思うとおれは・・・ ・・・いや なんでもない がんばってくれ アニタ: グラント こちらの 様子はどう? グラント(叫): ア・・・アニタ! アニタ(喜): 元気そうね 安心したわ グラント: へへへ・・・まあな こっちの敵軍は もうおとなしくなっているからのんびり やってるぜ それより・・・こっちにもどっては こられないのか? アニタ: ええ・・・ このまま ソサエティとの決着をつけたいのよ まだ しばらくはもどれそうもないわ グラント: そ・・・そうだろうな まあ あんまり無理はするなよ アニタ: ありがとう 気を付けるわ マチュピチュ上空 ブレンダ: 通信だわ アニタ: こちら アニタです 先ほどは ありがとうございました アルベルト: アニタか・・・ 今 どこにいるんだ? アニタ: ガーディアンの本部です 総司令が ぜひホセを倒したあなたと話をしたいそうです アルベルト: そうか・・・ つないでくれ ガーディアン総司令: 私が ガーディアンの総司令だ アルベルト君だね 君が マチュピチュでの作戦に協力してくれた事を聞いた アルベルト: ああ おれも ソサエティという組織を追っていたんだ ガーディアン総司令: そうらしいな 君の事も少し 調べさせてもらったよ ・・・そこで ぜひ 君に頼みたい事があるんだが アルベルト: なんだ? ガーディアン総司令: わが ガーディアンでは 今 ソサエティ本拠地探索の大きな作戦を計画している それに ぜひ 君の力をかしてほしい アルベルト: あなたたちと行動を共にするわけか・・・ ソサエティの本拠地がわかるのならば 望む所だ いいだろう アニタ: ありがとうございますアルベルトさん 作戦では 私もあなた方と行動を共にするつもりです ブレンダ: ふうん そうなの・・・ ルヴェン(喜): そりゃいい この艦もはなやかになるぜ アニタ: われわれの作戦は 南米の都市エスポルテで行われる予定です そこで落ち合いましょう アルベルト: わかった すぐに向かう ガーディアン総司令: 君たちの戦果を期待する アニタ: では 失礼します エミル: ソサエティ本拠地の探索ですか・・・ きっと 世界規模の探索作戦が行われているんでしょうね アルベルト: それでも 発見できないとは よほど 入念にかくされているのだろう エミル: 今度の探索で なんとか手がかりを得たいですね アルベルト: そうだな・・・ |