アルハリ ブレンダ: ここはアルハリ砂漠よ アルベルト: ここの国々は 今世紀に入ってから お互いの協力体制をきずいたはずだが・・・? ブレンダ: ここ10年くらいは ずっと戦争続きみたいね 私たちに依頼してきた ARS紅海連合軍と ゾハル同盟の2つに別れて戦ってるわ アルベルト: そんなに長く続いた戦いが おれたちだけで どうにかできるのか? ブレンダ(喜): 他の人じゃ無理だからこそ 私たちがやるんじゃない! アルベルト(喜): 本当に そう思ってるのか? ブレンダ(楽): えっ!? ははは・・・ こういう難しい仕事の方が お金を たくさんもらえるっていうこともあるかな・・・ アルベルト(喜): そんなことだろうと思ったよ ブレンダ(楽): で でも本当に あなたならできると思ってるのよ さあ 行きましょ! ARS軍本部に発進 ブレンダ: ここまで降りると 砂ぼこりがすごいわ・・・ クラーク: しかし この あれ果てた様を見ると 故郷の緑が 恋しくなりますな アルベルト: 近くに 大きなダムが見えるが・・・ ブレンダ: あれはカサラ・ダムという最新型のダムよ この地域全土に水を供給しているらしいわ あっ そろそろ司令部があるはずよ 降りてみましょう ARS軍本部 アルベルト: ここが司令部だな ブレンダ: ずいぶんくたびれた基地みたいね アルベルト: 戦いが長期化しているからだろう ブレンダ: 何のためにそこまで戦いあうのかしら? アルベルト: 傭兵として ここへ来ているおれたちが そういうことを言うのは変じゃないか? ブレンダ: そりゃ そうだけど・・・ 兵士: あんた 傭兵だな? ここには たくさんの傭兵がきているからな ま あんたらも せいぜいかせぎなよ 兵士: この戦争 いつになったら終わるんだろう? やれやれ・・・ 兵士: ヴァンツァーの手入れをおこたるんじゃないぞ 兵士: そうか サファド司令に会いにきたのか サファド司令は 一見こわそうに見えるが 実は とてもいい人なんだ あの人が いなかったら この戦いも もっとひどい事になっていただろう 兵士: おれも 戦争を早く終わらせたいと思うが・・・ 仲間を殺された うらみは 簡単に忘れられるものではないからな 兵士: ゾハル同盟軍がおれたちの敵だ やつら 早くあきらめて降伏してくれないかな サファド: アルベルト君だね? 待っていたよ よくきてくれた アルベルト: あんたが 総司令官か? サファド: いかにも 私がARS軍総司令官 サファドだ 状況は急を要する 早速 任務を伝えよう 紛争が 長きにわたったため 敵味方ともつかれきっている そこで ゾハル同盟軍は 一気に勝利を手にしようと秘密兵器を開発し・・・ われわれの生命線である カサラ・ダムを攻撃しようとしているらしい アルベルト: らしい・・・とは? それは たしかな情報なのか? サファド: 実は その情報をつかんだ情報工作員が ゾハル同盟軍に捕らえられてしまったのだ とらえられた情報員を救い出し 秘密兵器を破壊することが君たちの仕事だ アルベルト: あのダムが壊されれば ARS軍はおろか 関係のない人々までまきこむ事になるからな サファド: そういうことだ なお 砂漠にある取引所では 武器を低価格で供給できるようにしておいた 利用してくれたまえ アルベルト(喜): それは ありがたい話だな ところで おれたちが助けなければならない 情報員の名は? サファド: 彼の名はルヴェン 暗号名は“ボマー”だ アルベルト: さっそく任務に取りかかる アルハリ ブレンダ: さあて どこからさがそうか? ブレンダ(楽): もっとも どっちを見ても砂ばっかりだけど エミル: と言っても どちらを見ても こう 砂ばかりでは・・・ アルベルト: まずは ゾハル同盟軍の活動している場所をさがそう 敵をとらえて 情報を聞き出すんだ ブレンダ: なるほど! いい考えね ARS軍本部 兵士: おつかれさまです サファド: 君の活躍に 期待しているよ 兵士: サファド司令も 少しは 休めばいいのに・・・ |