アルハリ ダハーナ砂漠に発進 アルベルト: ここも戦場になっているようだ ブレンダ: 対空砲火がきびしいわ ルヴェン: そりゃ そうだろう やつら あんたにガレオンを ぶっこわされて 相当 頭にきてるはずだからな アルベルト: カタをつけないと 通りぬけられそうもないぞ 行ってくるしかないな ブレンダ: おねがいね ダハーナ砂漠 ブレンダ(叫): 気をつけて! 敵のクルージングミサイルが そっちへ向かっているわ アルベルト(苦): なんだって! まずいっ 逃げきれないっ!! ブレンダ(叫): そ・・・そんな サカタ: ふむ・・・いいデータが取れたぞ・・・ そうか・・・着弾時の相変化をもう少し安定化していけば・・・ アルベルト(叫): なんだ!? あのヴァンツァーに助けられたのか・・・? それにしても クルージングミサイルの直撃を受けとめるヴァンツァーなんてはじめて見たな・・・ サカタ: ふっふっふ・・・ もっちろんだっ! わしの開発した このシールドなら ミサイルはおろか 核磁気ビームでも平気なのだよ アルベルト(叫): あんた 何者だ!? サカタ: これは 失敬 わしはシールド工学者のDr.サカタという者だ この戦場では 私の開発したシールドをテストしている アルベルト: そうなのか サカタ: だから 君の敵でもないし 味方でもないと考えておいてくれたまえ アルベルト: それなら なぜおれを助けた? サカタ: 人が無意味に死ぬことには たえられん わしは人々を この無意味な戦火から救い出したいと思い 究極の防御兵器を開発中なのだよ アルベルト: それはいい! ぜひ おれたちの仲間になってくれないか? サカタ: わしを お前らのくだらん戦いに まきこもうというのか? アルベルト: いや おれは・・・ サカタ: いずれにしても わしは いろいろな 強力火器のデータを取らねばならんのだ おことわりしておくよ まあ 君がめずらしいビーム兵器でも もっているなら話は別だがね ・・・さらば! アルベルト(叫): あっ まてっ!
アルハリ ブレンダ: 危ない所だったわね でも さっきのあれ なんなの? アルベルト: わからん 敵ではないようだが・・・ ルヴェン(喜): この戦場は おかしなやつが多いぜ あんたらもふくめてな ブレンダ: よけいなおせわよ! あなたの方が よっぽど変じゃない ルヴェン(喜): そうさ・・・ みんな狂ってるんだ この戦場だけじゃない 今や世界中が狂ってる おれには そう見えるぜ アルベルト: たしかにな ルヴェン: おれが ひとつ予言をしてやろう あんたら このまま傭兵を続けるなら かならず この狂気に直面することになる ブレンダ(怒): ばかみたい! 予言なんてくだらないわ ルヴェン(喜): まあな おれも そう思うぜ アルベルト: ・・・・・・ |