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東アルハリ砂漠
兵士(叫):
ARSの傭兵め!
きさまなどに このシールド兵エイジスとのかんぺきなコンビネーションを
くずせるものかっ!


アルハリ
西アルハリ砂漠に発進
ブレンダ:
なんなの!?
とても巨大な 何かが 地上を走っているわ

アルベルト:
なんだか わからないのか?

ブレンダ:
レーダーで見るかぎりでは まるで戦艦よ
でも そんなばかな・・・

クラーク:
レーダーで見るかぎりでは まるで戦艦のようですな

ブレンダ:
そんな ばかな!


アルベルト:
モニターでも 砂けむりがひどくてよくわからん
だが 同盟の兵器である事は間違いない
降りて調べてみよう

西アルハリ砂漠
アルベルト:
よし その巨大なやつに接近してみるぞ



作戦失敗



アルハリ
ブレンダ:
な なんなの あのでっかい戦車は!?

アルベルト(苦):
ざんねんだが・・・
今のおれたちでは あいつは倒せない
内部にもぐりこむ方法があれば なんとかできるんだが・・・

ブレンダ:
しかたないわ
まあ あの戦車を倒せって命令されてるわけじゃないし
別の場所をさがそうよ


西アルハリ砂漠に発進
ブレンダ:
いたわ!ガレオンよ!

アルベルト:
データの解析はできたか?

ブレンダ:
ええ
あの戦車は中距離の砲撃には強いけど
接近されると 意外に弱いらしいわ
内部に侵入するには
甲板の艦首近くにある 装甲の弱いハッチを突破すればいいみたい

アルベルト(叫):
よし わかった!

ブレンダ:
がんばって!
あなたなら移動司令部を倒せるはずよ!



西アルハリ砂漠
ブレンダ:
でも
本当にあの中に “ボマー”がとらわれているのかしら

アルベルト:
それはわからないが・・・
とにかく やってみるしかないだろう


アルベルト:
ハッチを発見した

ブレンダ:
どう? 中に入れそう?

アルベルト:
ハッチを破壊すれば行けそうだ


アルベルト(苦):
内部に侵入した 中は 迷路のようだ


アルベルト:
このドアはヴァンツァーを降りないと入れないな


アルベルト:
お前がARSの“ボマー”だな?

ルヴェン:
おれの 暗号名を知っているとは
お前は いったい・・・

アルベルト:
おれは ARS軍側の傭兵だ お前を救出にきた
ゾハルの作戦についての情報を知りたい

ルヴェン:
おれを助けにきたのか?
なんてやつだ!まさかこのガレオンの中にまで侵入してくるとはな・・・


アルベルト:
おれが 敵を引き付ける
その間に逃げ出すんだ できるか?

ルヴェン(喜):
逃げるのは しのび込むより得意だぜ

アルベルト:
気を付けろよ!


ルヴェン:
おれは 自分のヴァンツァーを取りもどす!!
ガレオンの外で落ち合おうぜ!

アルベルト:
わかった!


ルヴェン:
よし おれはこのジェスターで
脱出する!
だが あんたは?

アルベルト:
おれは ここまでのルートを引き返す

ルヴェン(喜):
そうか・・・
じゃあ 先に行かせてもらうぜ

アルベルト:
外には おれのキャリアーが待っているはずだ
そいつに 回収してもらえ
お前には 聞きたい事がある

ルヴェン(喜):
わかってるって 逃げやしないさ
おっと こんなところでぐずぐずしちゃ いられんな!


アルベルト:
ふう やっと甲板までたどり着いたぞ

ブレンダ:
さあ はやく離脱するのよ

アルベルト:
いや この艦をたたく!

ブレンダ:
え!?


アルベルト:
艦橋を破壊した!
ブレンダ 収容を頼む!

ブレンダ(喜):
了解!
もう一つのカンヅメは すでに 拾いあげてるわ



Mission Complete



アルハリ
ルヴェン(喜):
やれやれ やっと 自由になれたぜ
あんたのムチャのおかげだな
そちらの美しい女性にも礼を言わせてもらうよ

ブレンダ(楽):
あら お上手ね
ブレンダよ よろしく

ルヴェン(喜):
それから・・・ カタブツの軍人さんか

クラーク:
クラーク大尉です
わけあって アルベルトさんにお世話になっております

ルヴェン(喜):
おっと それに
おとなしそうな おぼっちゃんかい?

エミル(喜):
ぼくはエミル 補給機のパイロットです

ルヴェン(喜):
フッ みょうな 取り合わせだぜ

ブレンダ(喜):
みんな 私たちの仲間よ


ルヴェン:
おれも あらためて自己紹介させてもらうぜ
おれの名は ルヴェン
ARS軍の情報部員 ・・・つまり スパイだ
特に 爆薬の知識に関しては おれの右に出るものはいない
よろしくな

アルベルト:
早速で すまないが
同盟軍の秘密兵器についての情報を教えてもらおう

ルヴェン:
ああ
ウムタール山にある 敵の秘密要塞ナヴァルに
まだ開発中だが 巨大な荷電粒子砲がある
やつらは そいつでカサラ・ダムを一撃しようとしているのさ

アルベルト(苦):
やはり・・・そうか

ルヴェン:
・・・とにかく敵も味方もどうかしちまってるぜ!
あのダムを破壊したらどうなるか
ここの者なら 子供でもわかる事なのによ

アルベルト:
おれたちはこれからその基地を 攻撃に向かうが
お前はどうする?

ルヴェン:
そうか・・・
おれはもうこの戦争には愛想がつきたが
あのダムを失うと 多くの人間が死ぬことになる

ルヴェン(喜):
・・・よし おれも手伝うぜ

アルベルト(喜):
そうしてくれるか! ありがたい
 

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