ザンボラ タンガニー議事堂に発進 ブレンダ: 和平会議会場よ 首相 がんばって下さいね エミル: アフリカの平和は首相にかかっています サカタ: わしも 応援させてもらうぞ 平和を願う者としてな アクセル: 父ちゃんも 死んだ村の人たちも 首相を応援してるはずだよ エルガー: みんな ありがとう まかせてくれたまえ タンガニー議事堂 アルベルト: いよいよだな ブレンダ: この和平会議 なんとか成功させなくちゃ アルベルト: まわりの様子は? ブレンダ: ええ 異常なしよ 前方の首相たちにもとくに動きはないわ アルベルト: よし おれも首相の方に向かう アルベルト: 首相 まわりにあやしい動きはありませんでした しかし 油断しないでください エルガー: ああ しかしこの和平案さえ決まれば 戦争も終わる どんな連中もムチャはできなくなるだろう キール: 首相!! 覚悟してもらおう! エルガー: キール君!! な なにをするっ! キール(喜): エルガー首相! この会議を成功させるわけにはいかんのです アルベルト(叫): 何だって!? そうか・・・きさまがスパイだったのか! キール(喜): その通りだよ きさまらに 首相をさがさせ その後で始末するつもりだったのだ くそ・・・あと少しでソサエティのメンバーになれたのに! なぜ 生きて帰ってきた! アルベルト(叫): ソサエティ!? エルガー(苦): ソサエティだと? 何の事だ 自分の国を売るほど大事な物だとでも言うのか! キール(喜): フフッ お前などには わかるまい ソサエティの権力はこんな国など簡単に・・・ キール(叫): ぐわあっ! バルミング(苦): このおしゃべりが! もうがまんできんわ! エルガー(苦): その声はバルミング将軍! やはり今回の件は君が背後にいたのか! バルミング(喜): そうとも あんたが生きていると困る人たちがいるんでな ここで死んでいただこう! アルベルト(叫): やめろっ! バルミング(苦): くそ やっかいな! よかろう お前と首相 ここでまとめて始末してくれるわ! アルベルト: 将軍! ソサエティについて話してもらおうか バルミング(苦): わしは・・なにも知らん・・・ わしのような・・下級・・メンバーには・・・ ほとんどなにも・・・ 教えては くれ・・ない・・ アルベルト: 一国の元首が下級メンバーだと? バルミング(喜): ぐははははは 命がおしければ あまり深入りせん事だな・・・ バルミング(苦): では・・・さらば 地獄で待っている・・ぞ アルベルト(苦): なんてことだ この国でもソサエティの狂気が・・・ エルガー: 危ない所だった・・・ アルベルト君 また 君に助けられたな本当にありがとう アルベルト: ええ しかし和平会議が・・・ エルガー: うむ これでは会議どころではないが・・・ アルベルト(苦): くそっ やつらめ! 首相が 命がけでやってきたというのに・・・ エルガー: 私はあきらめんよ 近いうちに また会議を開き必ず成功させてみせる アルベルト: 首相・・・ おれも 応援します がんばって下さい エルガー: ありがとう
タンガニー議事堂 エルガー: 今回はこんなことになってしまったが 私はいずれ 和平会議を成功させてみせるつもりだ 士官: 私は タンガニー新政府の特使です バルミング将軍の悪事が表に出たために わが国も変わりつつあります きっと会議はうまくいきますよ ジャンガ村 ボンゴ村長: 村は われわれ生き残りのもんたちで 立て直すよ アクセルのことは頼みましたぞ ザンボラ上空 アクセル(喜): アルベルトさん ありがとう 首相を救ってくれて アルベルト(喜): いや・・・ 君こそ あのジェノスから首相を守りきったんだ たいしたものだ アクセル: へへへ・・・まあな おいらは2年前までアフリカの統一平和維持軍にいたんだ ヴァンツァーの腕ではおいらにかなうやつぁいなかったね なぜか軍が解散しちまって 最近は 父ちゃんの仕事の手伝いしてたんだけど 腕は なまっちゃいねえぞ! ブレンダ(喜): たのもしいわね サカタ(喜): ほほお・・・ なかなか たのもしいではないか アクセル(苦): しかし・・・ひでえやつらだぜ 兵士でもねえ 村の人たちを殺すなんてよお クラーク: 自分の国でも 同じような事がありました やはり ソサエティがかかわっていたのでしょう アルベルト: やつら 副首相や将軍まで裏であやつれるほど 力を持っているらしいな アクセル: くそお・・・許せねえ! 村のかたきは必ず取ってやるぜ! |