ガラル山洞窟 ボンゴ村長: すぐそこが洞窟じゃよ アルベルト: わかった 急ごう アルベルト: ここが その洞窟か ボンゴ村長: そうじゃ わしの息子が 中で首相といっしょのはずじゃが アルベルト: しかし・・・ ジェノスは おれたちの動きを知っているはずだ なぜ おそってこないんだ? ボンゴ村長: 考えすぎじゃ 大丈夫じゃよ アルベルト: では 中を調べてこよう あんたは ここで待っていてくれ ボンゴ村長: 息子のことは頼みましたぞ ブレンダ(叫): 気をつけて!! 付近に無数の金属反応が!! きっとトラップだわ! アルベルト: こちらのセンサーではわからないな ブレンダ: トラップがしかけられているということは・・・ やつらは もう中に? アルベルト: ざんねんだがこのままでは危険すぎる ブレンダ: どうするの? アルベルト: いったんもどるしかないな ノクトスコープさえあれば・・・ ボンゴ村長: おや? どうしたんじゃ? わしの息子や 首相はいなかったのか? アルベルト: ・・・・・ もういちど 出直しだ アルベルト: では 中を調べてこよう あんたは ここで待っていてくれ ボンゴ村長: 今度は 何か策があるんじゃろうな? ブレンダ: どう? ノクトスコープはうまく作動してる? アルベルト: 敵から ぶんどったパーツにしては いいぐあいだ これなら うまくいきそうだ ブレンダ: そう・・・ でも 油断しちゃだめよ アルベルト: わかっている ジェノス: こざかしいハエめ いいかげんにくたばるがいい! アクセル(叫): うるさい! お前なんかに首相は渡さないっ! アルベルト(叫): ジェノス!やめろ それ以上好き勝手にはさせない! ジェノス(叫): アルベルト! ちっ!もう一息の所で・・・ アルベルト(叫): どういうつもりだジェノス! なぜ 和平交渉のジャマをする! ジェノス(喜): 平和になっては困る者がいるということだ もっとも 私にとってはどうでもいいことだがな! アルベルト(叫): バルミングの命令なのか? ジェノス(喜): フッ きさまは危険な男だ・・・ やはり 今のうちに始末すべきだな! ジェノス(叫): くそっ ダメージの限界をこえたか! アルベルト(叫): くそっ!新手か? ルーク(叫): ジェノス様! ここはいったん ひくべきです 逃げてください! ジェノス(苦): うむ しかたがない・・・ ルーク: さあ こちらへ! アルベルト(叫): まてっ! アルベルト(叫): だいじょうぶか!? エルガー: うう・・・ だいじょうぶだ アクセル: おいらも エルガー首相もだいじょうぶ!! でも あんたはいったい 何者なんだい? アルベルト: おれは カーネルライト協会のアルベルトだ キール副首相の依頼で 首相を救出にきた アクセル: そうだったのか しかし もうだめかと思っちまった この洞窟までさがし当てられちまうし 弾薬もつきちまうし・・・ なんたって あのクリムゾン・ブロウが相手だったんだから アルベルト: よし ここから脱出しよう 上で 君のおやじさんが心配しているぞ アクセル: え!? 父ちゃんが! エルガー: ほんとうに ありがとう アクセル君!! アルベルト君!! 君たちが守ってくれなければ今ごろは・・・ アクセル(喜): いやあ・・・そんな ボンゴ村長(苦): 息子よ・・・でかしたぞ・・・ううっ アクセル: どうした 父ちゃん! 泣いてんのか? ボンゴ村長(苦): お前はりっぱに 務めをはたしたんじゃ 死んでいった村人たちもほめてくれるじゃろう・・・ うううっ・・・ アクセル(叫): え? 村がどうかしたんか? アルベルト(沈): ああ・・・ 敵の首相捜索隊が 君の村を焼きはらってしまったんだ アクセル(叫): なんだって!? そ そんな・・・! エルガー(苦): アクセル君・・・ 許してくれ こうなれば和平会議を成功させ この戦争を終結させてわびるしかない 村人たちの流した血は決してムダにはせんつもりだ アクセル(叫): だけど・・・ なんで おれたちが首相をかくまってるって事 やつら知ってたんだ? おかしいじゃないか! アルベルト: その通りだ エルガー首相 気をつけたほうがいい 味方に 敵のスパイがまぎれているようだ エルガー(苦): なぜだ・・・ 味方にも敵にも この戦争を終わらせたくない者がいるとでもいうのか アルベルト: さあ 首相 和平会議に急がなくては エルガー(苦): うむ・・・ アクセル: アルベルトさん! アルベルト: なんだ? アクセル: おいらも連れてってくんないか? 村のみんなの かたきをうちてえんだ! アルベルト: ああ・・・ それは かまわないが 君の 父さんが・・・ アクセル: 父ちゃん・・・いいよね? ボンゴ村長: わかっとる お前はロボットに乗るために生まれてきたような男じゃ 止めはせん アクセル: 父ちゃん・・・ あんがと ボンゴ村長: 心配すんな 村は わしたち生きのこりのもんがなんとかするわい かたきをうったら またもどってくるんじゃぞ アクセル(喜): わかってるよ!
ザンボラ ブレンダ(喜): また 仲間がふえたようね アクセル: おいら アクセル よろしくな! 村の人たちのかたきをとるまで いっしょに戦うぜ ブレンダ(喜): よろしくね エミル(喜): それにしても 首相が無事でよかったですね エルガー: みんなには 苦労をかけてしまったな 特にキール君には・・・ 彼も心配しているだろう ブレンダ: 安心して 副首相にはもう連絡しておいたわ 会議の会場で待ってるはずよ アルベルト: よし 会場へ向かおう |