シビルスカ ブレンダ: こっちにくる間に少し調べたんだけど ここのテログループは“赤ザメ”ってよばれているらしいわ ルヴェン: 赤ザメか! そういえば そんな名前の 高度な兵器を持ったテログループのウワサを聞いた事があったな アルベルト: リチャードは言っていた もしかすると この件にも裏があるかもしれないと エミル: ということは こいつらを ウラであやつる組織がいるかもしれないと言うんですね・・・ ブレンダ: とにかく 調べてみるしかないわね じゃあ まず海底油田に向かうわ そこで 指示があるはずよ シビルスカ油田に発進 レジネフ: よくきてくれた 私がロシア大統領レジネフである ブレンダ(喜): 私は ブレンダ こっちはアルベルトです かなりの腕利きなのよ よろしく ところで仕事の方は? レジネフ: われわれの国は今やテロリストの巣だ 彼らは“赤ザメ”を名乗って各地をあらしまわっている これをなんとかせねば わが国の経済が立ちゆかないほどなのだ アルベルト: どうも そうらしいな もっとも 最近はどこの国でも同じようなものだが レジネフ: 君たちにはやつらのテロ活動を 阻止してもらう ブレンダ: わかったわ レジネフ: まずは君たちのいる場所 シビルスカ海底油田基地だ この施設に取りついたテロリストたちを 排除してもらいたい ここには まだ何人かの作業員がとり残され人質となっている 注意して 作戦にあたってくれたまえ アルベルト: 了解 シビルスカ海底油田 レジネフ: 最も重要なのは人質を開放すことだ しかる後 テロリストを排除してくれ アルベルト: しかし・・・ テロリストを排除するにはプラントの中で 武器を使わねばならない ヘタをするとプラントに被害が出るかもしれないが レジネフ: この油田プラントを悪用されるくらいなら 多少施設を破壊してもかまわん アルベルト: そうか・・・ わかった やってみよう ジェノス: テロリストを逃がすな! ビショップ(喜): ウヒャヒャ みな殺しだァ! アクセル(叫): あっ! お前たちはっ!! アルベルト(叫): ジェノス! お前もこの戦場にきていたのか!? ジェノス(喜): ふふふ・・・ そう いきり立つな 今回は 味方同士のようだ アルベルト: では お前もロシア軍の傭兵なのか ジェノス(喜): そういうことだ 安心しろ アクセル(叫): 安心なんかできるかっ! ビショップッ!! よくも おいらの村を焼きやがったなっ! ビショップ(苦): ケッ!まどろっこしいぜ! ドサクサにまぎれて殺っちまおうか? アルベルト(叫): なんだと! ジェノス: あわてるな ビショップ 任務を先に果たすのだ! ビショップ(苦): わ わかりやした ビショップ(喜): じゃ 代わりにテロリストをみな殺しにしてやるぜ! アクセル(苦): ・・・・・・ アルベルトさん! おいらは こいつらとはいっしょにやりたくねえよ 悪いけど 先に帰るからね アルベルト: アクセル・・・ 作業員: おお! 助けにきてくれたのか! 作業員: 早くテロリストを止めてくれ 原油が流出してしまう!! 作業員: ああ もうだめかとおもったぜ! 仲間のかたきをとってくれ 兵士: ありがたい! だが 気をつけてくれ! やつらは 水中用の新型ヴァンツァーを使っているぞ こちらの防衛部隊は 簡単にやられてしまった 作業員: ああ・・・ 石油プラントが崩壊していく われわれに残された石油は残り少ないというのに アルベルト(叫): ビショップ! 破壊が 許されているとはいえ やりすぎだぞっ! ビショップ(喜): うるせ〜っ! オレは お前の部下に なったおぼえはね―ぜ! ひっこんでやがれ!! アルベルト(叫): なんだと きさま! ビショップ(喜): てめえ やるってのか!? ジェノス(叫): やめろ ビショップ! 戦場では生き残ることだけを考えるものだ ムダなエネルギーを使うな! ビショップ: ・・・・・了解 ちっ きさま 命拾いしたな! ビショップ(喜): きさまのやりかたはまどろっこしいぜ もっとハデにできねーのか? アルベルト: プラントを無駄に破壊するわけにはいかん ビショップ: しんきくせーやつだぜ! ビショップ(喜): おらおら! もたもたしてるとおれの弾に当たっちまうぜ! アルベルト: ぐっ! ビショップ: どうした? ブルっちまったか? アルベルト: ・・・・・・ シヴァルツ: ふがいない 部下どもだ! こんなやつごときに手を焼くとはな アルベルト(叫): なにっ! シヴァルツ: こうるさい傭兵どもめ! こんな油田なんぞはどうなっても いいが てめえらみたいな連中にやられたと あっては だまっちゃいられねぇな! アルベルト(叫): お前が“赤ザメ”のボスなのか? シヴァルツ(喜): がははははは ・・・そういうことだ! てめえも運がねえな! このシヴァルツ様と戦場で出会っちまったんだからなあっ! シヴァルツ(苦): くそっ!こんな機体では思うように戦えん! ここはまかせたぞ! 兵士: わかりました 私が プラントの作業機械を使って 食い止めます シヴァルツ様はお逃げ下さい 兵士: シヴァルツ様を逃がすためだ こうなったらプラントを爆破してでも お前を倒してやる! アルベルト(叫): なんだと! そんなことをすれば海が汚染されるぞ! 兵士: 知ったことか! 兵士(叫): うわあっ シヴァルツ様・・・ 失敗しました! あれの完成を急いで・・・ ぐわっ!
シビルスカ レジネフ: アルベルト君 無事かね? アルベルト: ああ・・・ 油田プラントに 被害は出たが 油の流出だけはなんとか食い止めたようだ レジネフ: うむ ごくろうだった 直ちに補修部隊を向かわせよう すまんが 君たちは次の場所に向かってくれたまえ ブレンダ: どこへ行ったらいいの? レジネフ: 今 敵の攻撃を受けているのは モルフスクの街とレビ川鉄橋だ 到着したら また連絡する |