シビルスカ 氷壁202に発進 レジネフ: 全員 集合したようだな では これより“赤ザメ”の本拠地攻撃を行ってもらう アルベルト: 連中の戦力は あなどれない 簡単にはいかないだろう・・・ レジネフ: そうだ だから今回は ロシア陸海空軍の主力が共同して作戦の実行にあたる 安心してくれたまえ ブレンダ: それは心強いわ レジネフ: だが この作戦の勝利のカギは君たちがにぎっている それを忘れないで欲しい アルベルト: わかっている レジネフ: すまない・・・ 本当なら 君たちの任務はわが軍が 引き受けなければならないはずなのだが・・・ アルベルト: 祖国のために戦う兵士は死ぬべきではない 死に向かうのはおれたちのような 傭兵だけで十分だ レジネフ: ・・・・・・・ アルベルト: さあ いくぞ ブレンダ ブレンダ: え? ええ・・・ 氷壁202 レジネフ: アルベルト君 よく聞いてくれ その無人揚陸艇には爆薬が満載されている アルベルト: これを 敵基地の砲台にぶつければいいんだな? ブレンダ(叫): ちょっと! 私はそんなこと聞いてないわよ! アルベルト: やめろ ブレンダ ブレンダ(沈): だって・・・ レジネフ: 君たちのために おとりの キャリアー隊が 別ルートで攻撃をしかけるのだ ブレンダ: ・・・ レジネフ: いいわけはしない しかし 私はどうしても成功させなければならない アルベルト: わかっている そのために おれたちがここにいるんだ ブレンダ(叫): 上空の味方艦隊でなにか 動きがあるみたい! 通信が聞こえるわ!! アルベルト(叫): こっちに転送してくれ! ブレンダ(叫): 了解 兵士: レーザーが発射されました!! 士官: あわてるな! 対レーザーシールド フルパワー全開!! 兵士(叫): ああっ!ダメですっ! うわぁーーーっ! ブレンダ(叫): た たいへんよ! キャリアーが・・・ キャリアー艦隊が・・・ 全滅しちゃった・・・ アルベルト(叫): あの艦隊を全滅だって!? 一体どんな兵器を使ったんだ! ブレンダ(苦): レーザーシールドが全くきかないなんて・・・ あんなビーム 見たことないわ・・・ アルベルト(苦): しかたない おれたちだけでも先に進もう せめてあのビームの正体だけでもつかんでやる! アルベルト: 揚陸艇がもう少しで接岸する! 敵砲座の目の前だ ブレンダ: やったわね 揚陸艇の爆薬でその砲座を吹き飛ばせば カルボナーラの移動も安全になるわね アルベルト(苦): 爆発しない! くそっ! 自動発火装置がイカレたんだ! ブレンダ: 砲台にやられる前にそこから離れて!! アルベルト(叫): だめだ! ここで逃げたら作戦は失敗する こうなったら手動で爆発させるしかない ブレンダ(叫): だめよ! できっこないわ! アルベルト(叫): それしかないんだ! 手動爆破の方法は!? ブレンダ(沈): ・・・・・・・・ アルベルト(叫): ブレンダ!! ブレンダ(叫): 艦の3つのハッチを開けて中のコアを撃つのよ!! アルベルト(叫): わかった! やってみる! ブレンダ: ハッチは3個!! 爆発に巻き込まれないでね! アルベルト: 砲台を破壊した!
シビルスカ アルベルト(苦): この敵基地に上陸するには あまりにも被害が大きすぎた しかもまだ 敵基地への入り口にたどり着いたにすぎないのに・・・ ブレンダ: このまま反撃を食らったら全滅よ! どうすればいいのかしら・・・ アクセル(苦): このまま 反撃食らったら おいらたちゃ全滅だぞ どうすりゃ いいんだ! アルベルト: よし 敵基地の出口をふさいでから内部に攻めこもう ブレンダ: なるほど! 敵のルートをたたいておけば 反撃も弱まるってわけね アルベルト: すぐに出口の位置をさぐってくれ ブレンダ: OK! |