シビルスカ サカタ: なにをしておる? ステータス・オールグリーン 発進準備OKだぞ! シヴァルツ要塞 シヴァルツ: いさぎよく 殺されにやってきたようだな ぐははははは 今回は ロシア軍や君たち傭兵を 実験台にさせてもらったおかげで 素晴らしい兵器が完成した! 礼を言うぞ! アルベルト(苦): 実験だと? そうか・・・やはりお前ら テロリストではないのだな! シヴァルツ: テロリストだと? われわれが? これはゆかいだ アルベルト(叫): すると “赤ザメ”というのはカモフラージュ・・・ きさまらが ソサエティのメンバーだったのか! シヴァルツ(喜): いかにも! われわれは ソサエティの兵器開発チームだ! 死ぬ前に教えてやろう このテロリストさわぎは 新兵器の実験のために仕組まれたものなのだ! アルベルト(叫): なんだと!では空中艦隊の兵たちは そんなもののために殺されたというのか! シヴァルツ: そういうことだ それに きさまを殺せとの命令も出ている アルベルト(叫): おれを・・・? シヴァルツ: アークを殺し ことごとくわれわれのジャマをする きさまは われわれにとって目ざわりなのだよ アルベルト(苦): おれの国も 父や母もお前らのせいで・・・ シヴァルツ(喜): され そろそろきさまには死んでもらうとするか この新兵器のデモンストレーションのフィナーレとしてな! サカタ(喜): これか! なるほど!すばらしい!! アルベルト: 感心している場合じゃない なんとかなりそうか? サカタ: ふむ さっき見て わかった部分を分析すると・・・ マイクロウェーブビームのようだな アルベルト: どういうことだ? サカタ: 強力な電磁波を放射しているのだ ビームのように見えるのは 空気中の粒子がプラズマ化しているからだろう あれでは 通常の装甲が意味をなさないのはあたりまえだ しかし・・・心配無用 あれなら こいつの装甲で95% 効果を消せるわい! アルベルト: そうか! では援護をたのむ 突っ込むぞ! サカタ(叫): 対マイクロウェーブシールド スイッチON! アルベルト(叫): ソサエティとはなんだ? 正体を明かせ! シヴァルツ(喜): おれが言うと思っているのか? ・・・ざんねんだったな おれの答えは これだ! フェルダー(苦): ちっ シヴァルツめ よけいな事をしゃべりおって! アルベルト(叫): お前は フェルダー司令! ここでもお前が・・・ フェルダー(苦): どこまでも われわれのジャマをするというのか ジェノス(叫): ロイス! 必ずここに現れると思っていたぞ アルベルト(叫): なにっ!? フェルダー(叫): 兄さん!? ジェノス: ソサエティから手をひけ! これが最後だ! フェルダー(苦): ムダなことを・・・! われわれは すでに マイクロウェーブ砲の開発を完了したわ ジェノス: 武力で世界が変えられるとでも思っているのか? フェルダー(苦): じゃあ 兄さんはどうなんです? あなただって すっかり戦いにそまってしまっているじゃないの! もう 遅いのよ! ジェノス(苦): くそっ・・・ やはり ソサエティの 内部に入りこむしか手はないのか・・・ アルベルト: あの司令官は お前の妹だったのか! しかし ソサエティとは? お前の本当の目的はなんなんだ!? ジェノス(苦): ・・・・・・・ お前には関係のないことだ・・・
シビルスカ アルベルト: “赤ザメ”はテロリストなんかじゃなく ソサエティという組織の一部だった やつらは この国で新兵器の・・・ サカタ: マイクロウェーブ砲だ アルベルト: そう その兵器の開発実験とデモンストレーションを行なっていたようだ レジネフ: ソサエティだと!? アルベルト: どうしたんだ? ソサエティのことを 何か知っているのか? レジネフ: いや なんでもない・・・ アルベルト: なんでもいい ソサエティについて知っていることがあれば教えてくれ! レジネフ: ・・・・・・・・・・ “赤ザメ”がやってくる前のことだ・・・ 前の大統領が ある組織から要求をつきつけられたことがあったらしい しかし 大統領はそれをことわった そしてまもなく・・・ ブレンダ(叫): なぞの突然死! ニュースで見たわ! レジネフ: 病死ということになっているが 実は暗殺されたのだ アルベルト: その組織が ソサエティかもしれないと・・・ しかし その時やつらは何を要求したのだろう レジネフ: わが国に 他国への侵略戦争を始めろと・・・ エミル(叫): なんてことを! アルベルト: おそろしい話だ おれも あちこちの戦場でソサエティの存在を 感じてはいたが・・・ レジネフ: すでに事は 国家レベルの問題となっているようだ 君のような傭兵が解決できるようなことではない 悪いことはいわん 手を引きたまえ アルベルト: わかっている しかし・・・ 戦いに身をおいた者として 全ての真実をたしかめたい ソサエティの意志がシヴァルツの言うとおりなら・・ おれのこの手でたたきつぶしたいんだ! レジネフ: そうか・・・ かなり危険だが・・・ いや もしかすると君になら できるかもしれんな・・・ シビルスカ上空 アルベルト(喜): Dr.・・・ありがとう 助かったよ サカタ(喜): いや 礼を言うにはおよばん こっちは好きでやっとるんだからな ブレンダ: しかし あなたのような工学博士が なぜ戦場に? サカタ(喜): わしはコンピューターとにらめっこしているより 現場で実験する方が性に合っていてな サカタ: ところで わしもあんたたちといっしょに行動させてくれんか? アルベルト: それは 願ってもないことだ! ただ おれたちは今 とても危険なことに首をつっこんでいる ヘタをすると命を失うことになるかもしれん それでもいいのなら だが サカタ(喜): はっはっは OKだ 自分の身は自分で守る それよりも あんたといっしょにいた方が いろいろといいデータが取れそうだからな ルヴェン(喜): やれやれ また変なやつがきちまったぜ |