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第6話

遥かなる たまごの故郷
アルマムーン城
大臣
 「大魔王を倒した今 平和は訪れた・・・・
  しかしエッグモンスターの基本とも言えるエッグマンがこの状態では
  恐らくたまごを使うことはできん・・・・
  今新たな敵が現われたらたまごなしで戦わねばならぬ・・・・
  エッグモンスターであるエッグマンには
  ポーションもバンドエイドも効かぬ・・・・
  我々にはこうして見守る他・・・・

エッグマン
 「ウウ・・・・

大臣
 「おお 神よ!
  願わくば今一度彼に生きる力を与えたまえ!!

突然部屋が光に包まれる

大臣
 「どひゃ〜ッ!?

謎のエッグモンスターが現われる

大臣
 「鎧を着けた・・・・
  エッグマン!?

神様?
 「私はエッグマンナイト・・・・

大臣
 「ナイト?

神様?
 「そう エッグマンが苗字でナイトが名前です。

大臣
 「そなたエッグマンの・・・・

ナイト
 「ええ エッグマンと同じ世界に住む者です。

大臣
 「エッグマンの住む世界?

ナイト
 「エッグワールドより来た使いの者です

大臣
 「エッグワールド〜!?

ナイト
 「そう エッグモンスター達の故郷と言えば分かってもらえますか?

大臣
 「するとエッグマンを助けに?

ナイト
 「ええ 彼を迎えに来ました!
  彼の傷は我がエッグワールドでしか治せません。
  そしてもう一つお願いがあって来ました。

大臣
 「お願い?
  私らに?

ナイト
 「そうです。あなた方の力を借りに!
  ・・・・我がエッグワールドにも完熟達の魔の手が伸びているのです!
  我が国王と王妃が敵の手に落ちています!
  奴等に対抗するにはあなた方の力がぜひとも必要なのです!

大臣
 「む〜・・・・
  エッグモンスター達には世話になりっぱなしじゃ。
  彼等に報いる為にも行かねばユージロー様!
  ユージロー様!
  今度は我等がエッグモンスターの為に戦う番ですぞ!
  さ! ご決断を!
うむッ! いかんッ!
大臣
 「おお!
  ユージロー様・・・・
  このゲーム始まって以来初めて私が泣かなくてもすみそうですぞ!
  感激ですじゃ!
  私のヘソクリをあげますゆえ戦いに役立てて下され!
300G手に入れた!

大臣
 「ナイト殿! 我がアルマムーン全軍エッグワールドへ参りますぞ!

ナイト
 「ユージローさん! ありがとうございます!

大臣
 「で エッグワールドとは何処に!?

ナイト
 「この世界より256天文単位の距離にありますが次元が違うため・・・・

大臣
 「あ! その手の話はユージロー様弱いので・・・・

ナイト
 「・・・・とにかく遠い所なのです。

大臣
 そんな所まで一体どうやって・・・・

ナイト
 「心配は無用! 私がこの城ごとエッグワールドにお連れします!

大臣
 「城ごと!?

ナイト
 「早速お連れしましょう!

城内が激しく揺れどこかに着地したような音がする

ナイト
 「さあ 一歩外に出れば我がエッグワールドです!
  国王と王妃は完熟秘密基地に捕えられています!
  敵の城を全て落とせば基地が姿を現わすでしょう!
  及ばずながら私も戦います! エッグマンの代わりに!!

大臣
 「何やら新展開になってまいりましたな!
  頼みますぞユージロー様!
惚けている・・・・
  よそ様の世界に来てまで・・・・
大臣泣く
  貴方様は〜〜〜ッ!!


フィールドマップ
全ての城を制覇
完熟秘密基地はこの森の中に潜んでいたのだった・・
あれ 知ってた?


完熟秘密基地
森の中から完熟秘密基地が!


完熟秘密基地
完熟軍
 「来たな 半熟ども!

 「貴様等の思うようにはさせん!

 「我々をただの兵士と思うなよ!

 「行くぞ!

 「おうッ!

兵士達が変身!

 「ハード!

 「レッドッ!!

 「ブルー!!

 「グリーン!!

 「イエロー!!

 「ピンク!!

 「5人揃って!

 「完熟戦隊!

 「ハードマン!!
完熟戦隊ハードマンとバトル!


 「くっそ〜!

 「こうなったら・・・・

 「ハードロボ発進!!

 「搭乗せよ!

 「おうッ!!
ハードロボとバトル!


国王
 「助かりました。
  私はエッグワールド国王。

大臣
 「あ 貴方が?

国王
 「左様 エッグモンスター全ての代表と思って頂きたい。

王妃
 「私はエッグワールド王妃。いつもエッグマンがお世話になって・・・・

大臣
 「いやいや 私等の方こそ
  いつもエッグモンスターのおかげで助かっとります。

国王
 「我々までも助けて頂き感謝の言葉もない。
  今このエッグワールドにも
  完熟なる者達の魔の手が忍び寄っている。

王妃
 「エッグモンスターの中にも完熟側に利用される者もいます。
  嘆かわしいかぎりです・・・・

国王
 「しかしたまごで呼び出されたら
  その者のため戦わねばならぬのが我等がさだめ。
  ヤツらはよりパーフェクトな力を手に入れるため
  このエッグワールドにやって来たらしい。
  この世界に何かそのカギを握る物が眠っているという話なのだ。

王妃
 「それを手に入れた者のたまごは
  より強力なエッグモンスターを呼び出すことができるらしいのです。

大臣
 「ええ〜ッ!?
  今より強力に〜?

国王
 「それを指揮しているのが完熟伯爵!

大臣
 「魔王の次は伯爵じゃと〜?

国王
 「奴等のたまごにこれ以上力を持たせるわけにはゆかん。

王妃
 「しかし あなた方のたまごがパワーアップするなら
  やつらを食い止めることができます。
  やつらはあなた方の世界やエッグワールドばかりか
  全ての次元の世界をパーフェクトに牛耳ろうとしています。

国王
 「今それを阻止できるのはあなた方と我等エッグモンスターのみ!

大臣
 「何やら壮大なスケールになってきましたな・・・・
  ユージロー様! 無論戦いますな?

惚けている

国王
 「どうした?

大臣
 「恥ずかしながら・・・・
大臣泣く
  あまりの事態の大きさに放心しておるのですじゃ〜ッ!!

国王&王妃
 「・・・・・・・・。


半熟調理メモ

6人?目・・・・完熟戦隊ハードマン


次回予告
完熟戦隊ハードマンを倒し
エッグの国王 王妃を救った
半熟英雄ことユージローの前に
血も凍る戦慄と恐怖が襲いかかる!

決して一人では遊ばないで下さい・・・・

戦えユージロー! 今こそたまごを割る時だ!!


次回 半熟英雄 第7話

“13日の死霊の悪夢”に・・・・


エーッグ ビィィィム!!
CM

強敵に乗り込まれ絶体絶命!

たまごもない! 切り札も使えない!
ないないづくしで困っている・・・・

そんな貴方だけに送る究極の荒ワザ・・・・

“おくのて”!!

城のレベルを上げれば効果てきめん!
死ぬ気になれば何だってできる!
・・・・かもしれない。
城の防衛戦でご利用できます。


一度おくのてを選ぶとキャンセルはできませんので
注意してご利用下さい。

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