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≪キルマ湖≫

入口
バーンズ
「先発隊、いくらなんでも遅い・・まさか妖精ごときに全滅させられたか・・・・


ペンギン衆
「!!!!!! 怪しいヤツ!!
 合言葉を言え!!
 妖精の話は・・・・?
「よーせー
ペンギン衆喜ぶ

ペンギン衆
「よし!
 オカシラ!!
 新しい仲間が到着しました。

バーンズ
「仲間じゃねぇよ!!
 見てわかるだろ!!

ペンギン衆
「しかし合言葉が・・・・
「・・・・・・・・
ペンギン衆
「怪しい!!
 オカシラ!!
 怪しいヤツが来ました!!

バーンズ
「合言葉使うまでもなく
 見てわかるだろ!!

ペンギン衆
「お言葉ですが、カシラ、
 テメェ達ペンギン36羽衆が
 3日寝ないで考えた合言葉、
 ムゲになさるおつもりじゃぁ〜
 ありますまいなぁ?

バーンズ
「やかましい!! 行くぞ!! 妖精どもに見つかったらヤッカイだ。
海賊達奥へ進む

「石の魚」

南の湖岸(3)
???
「あのぉ、すみません・・・・

トート
「お初にお目にかかります。私、カメです。
 ちょっとした事故でヒックリ返ってしまって、ナンギしております。
 ちょっとそこに立っておって下され。
 くるくる〜
起き上がる

「いやぁ、助かりました〜。
 先ほど海賊と手下のペンギンどもがおし寄せましてなぁ、
 妖精の宝がどうしたと言って、私もとばっちりを食ってしましましてな、ハイ。
 ところで、あなた、ここにいる妖精の姿が見えまするか?
「はい
トート
「あなたは何かカンちがいを
 しておられるのでしょう。
 見えてはおられぬハズ。
「いいえ
トート
「ここの妖精は危害を与えぬ
 者の目からは姿を隠します。
 妖精はあなたを
 信頼しとるのでしょうな。
 しかしそれは不便でしょう。
 妖精が見えるようになる、
 おまじないをしてあげましょう。

トート
「ま〜め〜 け〜ま〜 だろだっで〜だ〜だらだ〜〜〜〜

妖精が見えるようになる


トート
「妖精の姿、見えるようになったであろ?


妖精
「湖のヌシは相手を石化させる能力を持ってます。
 私たちも、『石の目玉』を使って、
 その力を自分のために引き出すことができます。
 でも、妖精以外に使える人はいないの。人間にはただの石ころ。


妖精
「人間って、ヘンだよ。私たちに宝なんて無いんだよ。何を奪いに来るの?


妖精
「私たちは湖のヌシと一心同体。
 湖のヌシが死んだ時にいっしょに死んでしまうのよ。


南の湖岸(3)
バーンズ
「ペンギン衆! ここはリスクが大きすぎる! 引き返すぜ!

ペンギン衆
「何をおっしゃるか、カシラ!
 石にされた仲間のためにもイッシ報いてやりましょうぜ!

バーンズ
「・・・・・・・・・・・・ペンギン、てめぇら、ダジャレが過ぎるぜ!
 海賊のイメージ、ガタガタだ。
 今度、ヘタなダジャレなどぶっこきやがったら・・・・・・!
 てめぇら・・・・ まとめて・・・・ コ・・・・ コ・・・・

ペンギン衆
「・・・・・・!!

バーンズ
「コロがしてやる!!

ペンギン衆ズッコケる

ペンギン衆
「カシラ!! カシラともあろう方がなんて迫力のない!

「『コロス』って言って下せぇ! カシラ!!

「あっしら下っパのペンギン! カシラに付いて行くでやんす!

バーンズ
「しかし、オマエ、コロスはマズいよ、ホラ、俺のママだって、なぁ・・・・

ペンギン衆
「あっしら下っパのペンギン!
 カシラの熱いゲキに叩かれてここまで立派になれたっす!
 言って下せぇ! 海賊らしく!!

バーンズ
「ペンギン衆! ならば言うぜ!! よ〜く、聞いてろ!!
 今度、ヘタなダジャレなどぶっこきやがったら!

 ぶっコロ〜〜〜〜〜〜ス!!

ペンギン衆大喜び

ペンギン衆
「それでこそカシラ!! ついて行きやすとも!! どこまでも!!

「さァ!! 仲間のカタキを討ちに!!

バーンズ
「ソイツはならねぇ!! ペンギン衆!! 引きあげるぜ!!

ペンギン衆
「・・・・・・・・・・・・

「みずうみを見ず、うみへかえる・・・・・・
 なんつってな。

森の奥へ逃げるペンギン衆をバーンズが追いかけていく


森の中(3)
妖精
「ニンゲンって汚いもの作るからイヤだな。妖精のは汚くないもん。


妖精
「ペンギンもニンゲンの一種だよね?


森の中(5)
妖精
「なんでこんなとこ来たの?


妖精
「ニンゲン、嫌い!!


妖精
「ヌシ様が我々を守って下さる。ニナゲンなど、石にしてやる!


湖面を見渡せる崖
ペンギン集が崖から落ちる
妖精
「あなたが最後の一人! あなたも湖のヌシのため、イケニエになりなさい!

バーンズ
「ちょっと待って!! 俺はただ、ペンギンのそそのかされて・・
石化光線を浴びる
「うわああああああ!!!
バーンズ崖から落ちる


トート
「おやおや・・・・これまた、ひどい・・・・

トートを見て妖精逃げる


トート
「下に落ちたら、自力では上がっては来れん。
 もしあの男を助けるつもりなら覚悟を決めて行くことじゃ。

チャボ崖から飛び降りる

トート
「私もまいろう・・・・
トート崖から落っこちる


崖の下
ペンギン衆
「カシラ!! しっかりしてくだせい!!

トート
「人間はここのヌシがお宝を飲みこんどると思っておる。
 妖精はここのヌシが死んだら、自分達も死ぬと信じ、その力を頼って生きておる。
 しかしどっちも幻じゃ。

ペンギン衆
「オイ! カメ!! リクツはどうでもいい!! オカシラをなんとかしろ!!

トート
「そうさの・・・・ペンギン衆がヌシをおびき出し・・・・・・・・・・・・
 あちらの方に、倒してもらうというのはどうじゃ?

チャボ、全員の視線を浴びてビックリする

ペンギン衆
「・・・・・・・・・・で、そのヌシはデカいのか?

トート
「うむ・・・・

ペンギン衆
「・・・・・・・・・・どのくらいデカいんだ?

画面の右端へ行く
トート
「ここから・・・・

左端の湖岸へ行く
トート
「ここまでくらい・・・・

ペンギン衆
「まぁ、それも手ではあるけど、他にもなぁ、ホラ、なんだ

トート
「やれやれ・・・・

石像と化したバーンスを湖に投げ込む

ペンギン衆
「あっ!!

「オカシラ!!
バーンズ像を追って次々と湖に飛び込む

トート
「あとはたのみましたよ・・・・

ゲイザーとバトル!


ペンギン衆が重なり合って梯子の代わりをしている
ペンギン衆
「カシラ!! 生きてて何よりでヤンス!

バーンズ
「おう。今ごろ、仲間もみんなモトにもどってるにちげぇねぇ。

ペンギン衆
「さぁ!! あっしらの背を登ってくだせい!!

トート
「少し傾斜をゆるくしてくださらんかの・・・・?

ペンギン衆
「オイ!! 海生物!! ふざけんな!! これでせいいっぱいだ!!

バーンズ
「オレからも頼む。

ペンギン衆
「・・・・・・・・・・

傾斜が緩くなるが・・・・

トート
「ガケの上まで届いておらんぞ・・・・

ペンギン衆
「泳いで帰りたい・・・・

AF「蛍袋のランプ」を取得!
AF「獣王のメダル」を取得!

「石の魚」


おわり

南の森(3)
光レベル3の場合
ダヤン
「私の名前はダヤンダック隊長であります! 勇者に仕えるのが私の使命!
 私を仲間としてお迎え下さるよう、お願い申し上げます!


森の中(3)
妖精
「これからどこへ行こう・・・・


妖精
「ヌシ様を殺して、私たちの力を奪っても
 あなた達は何も得えられなかったでしょ?
 自分の愚かさがわかった?


森の中(5)
妖精
「ヌシ様は死んだけど、私達は死んでない。めでたし めでたし です。


妖精
「ヌシ様は本当に死んでしまったの?
 だったらもう、石の目玉は妖精にとってもタダの石ころでしかないのね?
 私たち、これからどうやってニンゲンから身を守ればいいの?


妖精
「ニンゲンが怖いの。


湖面を見渡せる崖
トート
「湖面は、今のこの景色を映す。
 同時に、過去の全てと、未来の全てをも、波間にのぞかせる。
 この世界に起きることの全てを教えてくれる。いや、思い出させてくれる。
 子供はみな、全てを知って生まれて来る。ただ、思い出すだけじゃ。
 

≪マイホーム≫

寝室
サボテン君
「ペンギン像
 

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