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≪マドラ海岸≫

ロイヤルコーストライン
デイビッド
「愛しのヴァレリ・・・・あっしはオカシラを裏切ることはできないでやんす。

ヴァレリ
「また船に戻るのね・・・・愛しのデイビッド

デイビッド
「すまねぇ、ヴァレリ! 下っパの海賊に自由なんかありゃしねぇんだ!

ヴァレリ
「・・・・・・・・いいの。海賊に恋をした私がいけなかったの。
 ホラ、デイビッド、見て! カニよ! アハッ!

デイビッド
「ああ、カニでやんすね! 何匹いるカニ? なんてね・・・・

ヴァレリ
「デイビッド・・・・・・私ねぇ・・・・・・

デイビッド
「・・・・・・どうかしたでやんすか?

ヴァレリ
「・・・・・・・・・・・・

 いいの! 一人であたためるから、あなたは船に戻って!!
立ち去る

デイビッド
「あたためる・・・・って・・・・タマゴでやんすか!?
 タマゴを生んだでやんすか!?
ヴァレリを追う

「砂浜のメモリー」
キングスケイブ(3)
フルメタルハガーとバトル!


クイーンズケープ
デイビッド
「ヴァレリ!!

 もう君を離さないでやんす! 二人はずっと一緒でやんす!

ヴァレリ
「もういいの! デイビッド! 辛くなるからやめて!!

デイビッド
「何を言うでやんすか!
 あっしが海賊をやめねぇ限り二人は一緒になれやしねぇ。
 だったら迷うこたぁねぇ! 海賊なんざ、今すぐやめちまうさ!

ヴァレリ
「んーん! 船に戻って!!
 子供の頃のあなたは、『あっしは広い世界が見たいんでやんす』って
 毎日のように言ってたわ。覚えてる?

デイビッド
「覚えてるでやんす。あっしもガキでやんした。現実を知らなすぎたでやんす。

ヴァレリ
『海の怪物をなぎたおして、お宝をたくさん持って帰るでやんす』
『ヴァレリちゃんが海で怪物に襲われないように、
 あっしが残らず怪物は倒すでやんす』

デイビッド
「確かにそう言ったでやんす。
 しかしヴァレリ! さっきタマゴがどうしたと・・・・

ヴァレリ
「んーん、違うの。いずれタマゴを生んだ時の話をしただけ・・・・。
 バカでしょう? 私って。笑ってもいいのよ・・・・。

デイビッド
「ヴァレリ・・・・

ヴァレリ
「寄らないで!! あなたのことキライになりそうよ!!
 もう行ってちょうだい!

デイビッド
「ヴァレリ・・・・

「あっしは・・・・・・・・! 必ず戻るでやんす!!
 10年後か・・・・・・・・20年後・・・・・・・・100年かも知れねぇ・・・・
 ペンギン100羽を従えた海賊のカシラになって帰って来るでやんす!!
 それまで忘れるなでやんす!
 今日のこの日のことを、覚えてやがれでやんす!
 あっしが戻って来る日は!
 世界の海から魔物が一匹もいなくなった日でやんす!
 アバヨッ!!
立ち去る

ヴァレリ
「デイビッド・・・・


カニ
「あなたが踏んだカニの数は○○匹 ○○○○?
 ちなみにこの数字には・・・・私の数はふくみません。


ヴァレリ
「デイビッド・・・・私、海賊に追い回される生活なんてたえられない・・・・。
 タマゴは私一人であたためるわ・・・・。二人の幸せのために・・・・。
AF「さびたイカリ」を取得!
AF「月読の鏡」を取得!

「砂浜のメモリー」


おわり
 

≪マイホーム≫

居間
カニバッシング30匹以上だった場合
ヴァレリ
「お世話になってます。

カニバッシング32匹以上だった場合
ヴァレリ
「子供が生まれました。


子供ペンギン
「ぴ。


寝室
サボテン君
「カニバッシング?
 

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