≪断崖の町ガト≫
寺院の廊下 修道女 「マチルダ様がお呼びになってます。通って下さい。 修道女に話し掛けずに部屋に入ろうとする 修道女 「おひかえ下さい。 夢見の間 マチルダ 「度重なるご無礼お許し下さい。 実は頼みがあって、あなたにここに来てもらいました。 ダナエが、いなくなってしまったのです・・・・ ダナエはアーウィンと直接話がしたいと言って、 飛びだしたきり帰って来ません。 無理に連れ戻す気はありませんが、 どこにいるかだけでも調べてはもらえぬでしょうか。 断る マチルダ 「残念です。お引き留めしてすみませんでした。 イベント発生せず | ||
引き受ける マチルダ 「ありがとうございます。 ご幸運をお祈りしています。 |
こころにとめておく マチルダ 「ありがとうございます。 心から信頼しています。 | |
マチルダ 「私にとってダナエは、妹のような子でした。 寺院の廊下 修道女 「よろしくお願いします。 断った場合 修道女 「さようなら。 |
≪ジャングル≫
ロシオッティの座 ロシオッティ 「やぁ、もうこの森の道にもなれたかね? 「なれた ロシオッティ 「はっはっは! そいつはすばらしい! 「ちょっとだけ ロシオッティ 「そうか、少しだけか。少しだけあることには少しだけの意味がある。 「まったくさっぱり ロシオッティ 「迷うことを楽しめるようになった時、迷いから解放される。楽しむがいい。 ところで何か聞きたいことでもあるのか? ダナエのことを聞く ロシオッティ 「彼女なら先ほどここへ来た。 アーウィンを探していたが、残念ながらここにはいない。 キルマ湖にも妖精が住んでいるので、そちらを探すようにすすめた。 あそこには、賢人の一人、トートがいる。彼が力になるだろう。 ・・・・・・・・・・いや、彼女だったかな? トートのことはよくわからん。 アーウィンのことを聞く ロシオッティ 「アーウィンは幼い頃、大きな傷を負った。それを妖精界で癒していたのだ。 エスカデの話によると、彼は妖精界と人間界を ともに手中におさめようとしているらしい。 「さようなら ロシオッティ 「また会おう。 |
≪キルマ湖≫
湖面を見渡せる崖 トート 「妖精と人間、違いがどこだか、わかるかね? 「住んでる世界 トート 「ならばワシもおヌシも、妖精の世界に住めば、妖精になるのかね? 「見た感じ トート 「妖精は、目で見るモンじゃないんじゃ。頭の中に直接映るモンなんじゃ。 じゃから、見た感じといっても じっさいに見た、見た感じのことじゃなく感じた感じじゃ。 難しいのぉ 「わからない トート 「同じなんじゃ、本当は。万物は水であるというての。 湖に映えるうつし絵の、幾千の光の様相が、 星を満たす無数の命の姿なのじゃ。 難しいのぉ トート 「妖精の輪に飛びこめば妖精の国へ行けるかも知れん。 行けないかも知れん。 いや、さっきそう言うことを聞いて行った女がいての。 一人で考えておったとこじゃ。 |
≪ジャングル≫
ロシオッティの座 ロシオッティ 「妖精界の時間と人間界の時間は違う。 どちらが早く時が経つ、という以上に、時間のあり方そのものが違うのだ。 それが理解出来れば、お前も言葉だけで 世界を変えることができるようになるだろう。 |
≪キルマ湖≫
北の湖岸(1) ダナエ 「もしかして・・・・私を追って来たの? | |
はい ダナエ 「ありがとう。 でも、もっと遠くへ行かないと いけないみたい。 トートの話は聞いた? |
いいえ ダナエ 「あら。ごめんなさいね、 ヘンなこと聞いてしまって。 ところで、トートの話は聞いた? |
「聞いた・「聞いてない ダナエ 「私、アーウィンに会うためにここへ来たの。 彼が妖精界に身を隠してたってのは本当のことみたいね。 私は彼に会って、本当の気持ちを確かめたいの。 マチルダの力が欲しいの? エスカデに復讐したいだけ? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ごめんなさい。あなたには関係ない話ね。さよなら! 立ち去る 「トートって誰? ダナエ 「崖のところで湖を見つめている、亀の姿の賢人よ。マナの七賢人の一人。 海をこえて来たって話だけど、くわしいことは私も知らない。 私、アーウィンを探してるの。会って、本当の気持ちを確かめたいの。 だからもう、さよなら。マチルダに伝えて! 必ず帰るって! 立ち去る 森の中(5) アーウィン 「何をしに来た・・・・・・ダナエ ダナエ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ずいぶん立派になったな。 妖精をかき集めて、何をしでかす気なんだ? 妖精はオマエに従うのか? アーウィン 「・・・・・・・・・・・・・・さて、オレにいったい何ができるんだろうな。 ダナエ 「答えな。 言いなさい! マチルダをどうするつもり! 坑道で倒れたときから、歳を取り続けているんだ。 エスカデはアンタがマチルダの精霊力を奪ったせいだって言ってる。 どうすればいいと思う? 死んで行く人間を前にして、私は何ができると思う? アーウィン 「さてね。困ったもんだね。 ダナエ 「アンタ、寝てんじゃないの? アンタが奪った精霊力、 マチルダに返してやれないのかって聞いてるのさ! アーウィンに跳びかかるが簡単に弾かれる アーウィン 「マチルダに伝えろ。 全てが崩れ落ちる時、全て夢だったとわかる。 立ち去る ダナエ 「クッ・・・・! なんて力だ・・・・!! アーウィンの後を追う 森の中(7) ダナエ 「ダメだ! まにあわない! 妖精達の輪の中に消える ??? 「アーウィン様は、はかなきもの全ての影を消し去って下さる。 そして永遠が始まる。 グランシェとバトル! |
≪断崖の町ガト≫
夢見の間 マチルダ 「どうでしたか? ダナエについて、何かわかりましたか? 「妖精界へ行った マチルダ 「妖精界? アーウィンが妖精界にいるということでしょうか? いえ、これ以上は問いません。ありがとうございました。 「湖でいなくなった マチルダ 「湖と言えば・・・・多くの妖精が住んでる場所でもあります・・・・ ダナエも自分の意志で行ったのですから、 これ以上さぐるのはやめておくことにします。 今回は本当に、ありがとうございました。 「わからない マチルダ 「そうですか、どうもご迷惑おかけしました。 ダナエも自分の意志で行ったのですから、 これ以上さぐるのはやめておくことにします。 今回は本当に、ありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・私も以前はよく妖精を見ていました。 エスカデには妖精が見えなくて、 私が妖精と話をしてると、彼はけげんな顔をしてたわ。 つい先ほども、エスカデが来ていて、その話をしたばかりです。 彼も最近ようやく、ぼんやりと見えるようになったと、言っていましたわ。 まだこの近くにいるかも知れませんね。 チャボ立ち去る セルヴァの声 「マチルダ マチルダ 「あなたは誰?・・・・ セルヴァ 「ひさしぶりだね、マチルダ 覚えているかい? 私の名はセルヴァ マチルダ 「!!! 風の王セルヴァ!? 七賢人の一人? セルヴァ 「そう、君が生まれた頃、ここへはよく来ていた。 君のこともよく知っている マチルダ 「ならば、私がアーウィンに精霊力を奪われたことも知っているのですね・・・・ セルヴァ 「知っているよ。時代が変わるときにはなんだって起きる マチルダ 「時代・・・・? セルヴァ様には未来がわかるのですね!? エスカデやアーウィンはどうなるのですか? セルヴァ 「未来は、そこを歩むものが決めなければいけない。 君やダナエ、エスカデ、アーウィン、瑠璃、真珠姫、ラルク、シエラ・・・・ マチルダ 「・・・・それに先ほどのチャボ・・・・ セルヴァ 「君もそう思うかい? その言葉を聞きたかったんだ。 マチルダ 「そんな、めっそうもない。七賢人の決めることに私が口を出すなど・・・・ セルヴァ 「煉獄の主オールボン 大地の顔ガイア 獣王ロシオッティ 海を渡るトート 語り部のポキール そして、風の王セルヴァ 今は賢人は6人しかいない。あなたがやがて7人目の賢人になるだろう マチルダ 「どうして私が? セルヴァ 「この時代を断つ楔(クサビ)となった マチルダ 「・・・・・・・・確かに、私の身勝手が世を乱しました。 アーウィンを・・・・・・・・愛していました。 ならば裁きこそ、わがさだめ。このまま息絶えることをお許し下さい セルヴァ 「マチルダ、君は誰を愛してもいい。 人はみな光さ。人を照らしながら、 その後ろに影ができることを恐れている。 でも私は見てきた。影なんてどこにもない。この意味がわかるだろう? マチルダ 「・・・・・・私は影ばかり見て来ました セルヴァ 「見るのは未来だけでいい。 罪の意識は、君を記憶の檻に閉ざし、鍵をかける。 鍵を開けて、マチルダ。 自分自身を許せない人が、いったい誰を許せると言うの? マチルダ 「・・・・・・・・・・・・ セルヴァ 「もうすぐ時が動く。人は自由になる。
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≪キルマ湖≫
湖面を見渡せる崖 トート 「ものごとは考えようというの。 しかしいくら考えたところで、ものごとは変わりはせん。 しかし前向きに考えると、 それだけで、何かが変わった気がするのはなぜじゃろうの。 |
≪断崖の町ガト≫
滝 エスカデ 「・・・・・・・・・・・・・・ 妖精 「妖精界のうわさでは、 近く、この寺院のマチルダ様が私たちの女王になるらしいわ。 10年前、黒竜王アーウィン様と、マチルダ様は、 エスカデに追われて鉱山に逃げ込んだの。 くわしい話は語り部のポキールにでも聞けばいいわ。 鉱山にいるんじゃない? 姿を消す エスカデ 「オマエ、妖精が見えるのか? 「はい エスカデ 「人間の目に見える妖精は邪悪な心のあるヤツばかりだ。 そんなモンと話をする人間に、正義の魂が宿っているハズが無い。 立ち去る 「いいえ エスカデ 「・・・・・・・・・・・・・・ 立ち去る |
≪マイホーム≫
寝室 サボテン君 「妖精世界に行きたいなー |