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≪魔法都市ジオ≫

美術品倉庫
ギルバート像
 愛しのリュミヌー・・・・
 僕は君の知らない町で、
 君の知らない女性に恋をして、
 君の知らない歌をうたって、
 君の知らないボクになってしまいました。

 ウサギ耳の商人がボクを拾い、富豪に売られて、今は暗い倉庫の中です。
 悲しくないと言えば、それは嘘・・・・だけど涙は出ません。
 僕は石になってしまったのだから・・・・

 リュミヌー、君にもう一度、愛の歌を聞かせたかった。
 今、思い出すのは、子供の頃。
 僕も君も、言葉をうまく使えなくて、口を開けばけんかばかりしたけど、
 流れてた時間は輝いていたね。

「ギルバート・愛の履歴書」
ギルバート像
 リュミヌー、君に会いたい。


美術品講堂
サザビー
「ウマの像を仕入れたのですが、売れそうにありまちぇん。
 『落盤防止のご利益アリ!!』
 なんてキャッチでもつけて売りさばこうかと・・・・。
 

≪ウルカン鉱山≫

穴掘り団のアジト
プッツィ
「だう


アナグマ
「ぐまっ!


アナグマ
「ぐまぐまま ま?


詩集を発見!
読んでみますか?
はい
ねぇ、お星様、遠くのお空で輝くあなた、
あなたのお顔はどんなかしら
笑顔なの? それとも泣いているの?
ふるえているのは風のせい?


コンゴ
「あっ!

詩集を取り上げる

コンゴ
「オマエ、コノ!
 ワシの詩集を勝手に読むんじゃないっ!!

「ワシはコンゴ!! 穴掘り団団長!!

地震が起こる

コンゴ
「ムムムッ!! ここもこのままでは、落盤でダメになってしまいかねん。
 おい!! アナグマ!!

アナグマ
「ぐまっ!

コンゴ
「落盤を防げるモン、なんか調達して来い!!

アナグマ、探しに出かける

コンゴ
「ハイ ハイ、アンタももう帰りな!! ほんだらなー!
追い出される


コンゴ
「クリスティの店で買った、ウマの像のおかげか、
 最近は落盤が少ないぞ。
 妙なウマの像なんだけどな。
 しかるべき場所に、安置してあるんで、触るなよ。


玄室(1)
ギルバート像
 リュミヌー、キミに会いたい・・・・キミの歌声は素晴らしかった・・・・

 それから、フラメシュ、
 港町で見かけたキミは、とてもチャーミングだった・・・・

 カシンジャ先生、
 ボクはこんな目に合ったけど、美しい女性を恨んだりはしない・・・・

 それにメイメイお姉さま・・・・、エレ・・・・、レイチェル・・・・、ユカちゃん・・・・

 みんな みんな 大好きだ・・・・
 

≪月夜の町ロア≫

ランプ屋「ライムライト」
リュミヌー
「こんにちは! ランプ屋のリュミヌーです!

エレが一緒にいる場合
リュミヌー
「あら! エレ、遊びに来てくれたのね!

エレ
「へへへ〜。冒険の途中で寄っただけ〜。

リュミヌー
「まぁ! 冒険するセイレーンなんて聞いたことないわ!
 伝説になっちゃうわよ、エレ。ウフフフフフフ。

 ところで、ギルバートさんが、石にされて、
 鉱山に安置されているんですって?
「はい
リュミヌー
「・・・・・・・・・・
 でも私には関係のない話・・・・

 あ〜あ、久しぶりに
 海でも見に行こうかしら!
店を出る

エレ
「まってよ、リュミヌー!
後を追って店を出る
「いいえ
リュミヌー
「まぁ、あなたって、ウソツキちゃん。
 

≪ウルカン鉱山≫

玄室(1)
灯の付いたランプが置いてある

ギルバート像
 ああ、リュミヌー、一人ぼっちの暗闇の中に煌く小さな光、
 これがキミの愛のあたたかさなんだね。

 リュミヌー・・・・・・やっぱりボクには君しかいない。
 キミにもう一度、愛の詩を届けたい!
 

≪マドラ海岸≫

鳥カゴ灯台(3)
エレ
「ギルバートって、ちょっとヘンな男の子だったけど、助けてあげないと・・・・

リュミヌー
「やっぱりそうよね。でも、助けるといっても、どうすればいいんだか。

エレ
「うーん、魔法学校の先生に、お願いするしかないのかなぁ・・・・

リュミヌー
「困ったものね・・・・

フラメシュが現れる
フラメシュ
「あら、こんにちわ。リュミヌー、来てたのね。

リュミヌー
「こんにちは、フラメシュ。

エレ
「こんにちは。

フラメシュ
「ギルバートのことで、何か話してたでしょう?

エレ
「な〜んだ、フラメシュ、聞いてたんだ〜。

フラメシュ
「聞いてたんじゃないわ! 聞こえてたの。
 誰がギルバートの話なんか聞きたいもんですか。

リュミヌー
「そこまで嫌わなくてもいいと思うわ。

フラメシュ
「あ〜あ、なんでリュミヌーはあんな男が好きなんでしょうね〜
 セイレーンは歌さえ歌えれば、
 ウマだろうが、何だろうがかまやしないのかしら!

エレ
「やめて! フラメシュ! ヒドイ言い方だってわかってるでしょ!

フラメシュ
「ハイ、ハイ、恋はご自由にどうぞ。
姿を消すが、またすぐ現れる

フラメシュ
「リュミヌー、呪文を教えてあげるから、一度で覚えなさいね。
 覚えられなかったら、二度は助けてあげないからね。

リュミヌー
「?????

フラメシュ
「呪をかけられた人が、一番好きだった人が唱えれば、
 どんな呪いも消えてしまうの。
 人魚の世界では有名な呪文よ。長いから、心して覚えてね。
 言うよ・・・・・・
 光舞う天に、生命の水を還し、
 創世の記憶は、風となり、
 翻り巡りて、大気を満たせ。
 織りなす時は螺旋の相を巡り、
 失われし輝石も求めれば大きく我が胸を満たす。
 心震える時、力の塔となれ。
 幾百にも巡りたる時の、
 唯一なる真相を知れ。

エレ
「・・・・・・・・・・・・長いよ、フラメシュ〜

フラメシュ
「知〜らないっと。
姿を消す

エレ
「素直じゃないんだよねー! んもう!

リュミヌー
「とにかく行ってみる・・・・
外へ出て行く
 

≪ウルカン鉱山≫

玄室(1)
リュミヌー
「ギルバート・・・・二人のハーモニー、うまく奏でられなかったけど、
 あなたは大切な友達よ。
 これからも、あなたはあなたのままでかまわない。
 だけど石のままでいたらダメ。帰って来て。新しい恋をしましょう。
 では、チャボさん 助太刀お頼みいたしまする。

 光舞う天に、生命の水を還し、・・・・・・・・・・・・・・

「創世の記憶は、風となり
リュミヌー
「創世の記憶は、風となり、
 ・・・・・・・・・・・・・・
「風は創世の記憶となり
リュミヌー
「風は創世の記憶となり、
 ・・・・・・・・・・・・・・
「風と記憶は、創世なり
リュミヌー
「風と記憶は、創世なり
 ・・・・・・・・・・・・・・

 翻り巡りて、大気を満たせ。・・・・・・・・・・・・・・

「時は螺旋の相を織りなし・・
リュミヌー
「時は螺旋の相を織りなし、
 ・・・・・・・・・・
「織りなす時は螺旋の相を・・
リュミヌー
「織りなす時は螺旋の相を巡り、
 ・・・・・・・・・・
「螺旋のムシムシ転がって・・
リュミヌー
「螺旋のムシムシ転がってポイ。
 はっぱまるめて、お池に
 ポチャン・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・ええっと・・・・・・

「輝ける石も求めれば失い・・
リュミヌー
「輝ける石も求めれば失い、
 ・・・・・・・・
 働けどなお、我が暮らし、
 楽にならざり、じっと手を見る
 ・・・・・・・・
 なんか違う気がするな・・・・・・
「失われし輝石も求めれば・・
リュミヌー
「失われし輝石も求めれば大きく
 ・・・・・・・・我が胸を満たす。
「大きな石がゴロゴロと・・
リュミヌー
「大きな石がゴロゴロと、
 耳鳴り、胸焼け、ハラ出して
 タコオドリ・・・・

 心震える時、・・・・・・・・・・・・・・

「力の塔となれ
リュミヌー
「・・・・・・・・・・・・力の塔となれ。
「塔の力となれ
リュミヌー
「・・・・・・・・・・・・塔の力となれ。
「はらぽんめなーも
リュミヌー
「はらぽんめなーものんのなーも
 すてろこらびっちゃ、
 パパゲーノ、パパゲーナ。

 幾百にも巡りたる時の、・・・・・・・・・・・・・・

「唯一なる真相を知れ。
リュミヌー
「唯一なる真相を知れ。
「偉大なる真相を知れ。
リュミヌー
「偉大なる真相を知れ。
「ケククッケクケック
リュミヌー
「ケククッケクケック。


成功するとギルバートの石化が解ける
ギルバート
「リュミヌー!!

リュミヌー
「ギルバート!!

ギルバート
「リュミヌー、その・・・・どう言えばいいのかわからないけど・・・・
 とりあえず、ありがとう。

リュミヌー
「フフフ・・・・その言葉、あなたらしくて。ステキね。

「ギルバート・愛の履歴書」


おわり
失敗選んだ選択肢によってセリフが変化
リュミヌー
「ちょっと間違ってるみたい・・

「けっこう、私って物覚え悪いのかもね・・・・

「うーん、なんかぜんぜん違うっぽい。


ギルバート像
 ああ、リュミヌー、キミだけを待っていたよ。


リュミヌー
「ギルバート・・・・今度は間違えないわ。何度でも挑戦します。
 チャボさんもついていてくれるわ。


全て一番右(下)の選択肢を選んだ場合
リュミヌー
「だろだっで、だーだらだーの ほんげれ ぷー!!
ギルバート像が粉々になる

「ギルバート・愛の履歴書」


おわり
 

≪月夜の町ロア≫

ランプ屋「ライムライト」
ギルバート
「リュミヌ〜 最近どうして、家に戻らないんだい〜
 もしかして、ボクのことを避けているのかい〜

 ところで、エレ〜 今度ボクとデ〜トしないか〜い?

エレ
「あう〜〜〜〜〜、やっぱしリュミヌーって、可哀想な気がする〜。
 

≪マドラ海岸≫

鳥カゴ灯台(3)
リュミヌー
「私はここでお留守番です。ここ、けっこう気に入ったかも。
 

≪マイホーム≫

寝室
サボテン君
「小さいランプ
 

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