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反政府軍本部
アルベルト:
どうやら ここが反政府軍の基地らしいな

ブレンダ:
エミルはもう もどっているかしら?


アルベルト:
ずいぶんりっぱな基地だな

ブレンダ:
反政府軍なのにね
どこから資金が出てるのかな?

アルベルト:
まあ いいさ
おれたちには関係ないことだ

ブレンダ:
ヴァンツァーから おりた方がいいんじゃない?

アルベルト:
??
どうしてだ?

ブレンダ:
通路にキズをつけたら ヨハンセンにどなられそうだわ

アルベルト(喜):
かもな


アルベルト:
あれは ヨハンセン・・・
いったい 何をしているんだ?

ヨハンセン:
おや ちょうどいい時にきたな
これを見れば われわれがいかにきびしい組織かわかるというものだ

アルベルト(叫):
あっ!あれはエミルじゃないか!
なぜ 彼が銃殺に?

ヨハンセン:
やつの部隊は 作戦を放棄したのだ
許すわけにはいかん

エミル(叫):
ぼくらは 作戦放棄なんかしていません
隊長だって みんなだって 全滅するまで戦ったんです!

ヨハンセン:
ではなぜ 敵の補給線を絶つことができなかったんだ!

エミル(沈):
ううっ そんな・・・

アルベルト(叫):
まてっ!
エミルはみんなのために必死で戦ったんだ
それに おれが敵と戦闘になった時にも逃げなかった!
解放してやれ!

ヨハンセン:
そうはいかん
このままでは 他の者へのしめしがつかんからな
銃殺隊 かまえっ!

アルベルト(叫):
エミル! あきらめるな!
おれが ナワを解いてやる 逃げるんだ!


ヨハンセン:
よせ!何をする気だ!

アルベルト(叫):
エミル!逃げろ!!

エミル(叫):
ちくしょお!!

ヨハンセン:
撃て!撃てーっ!!


ヨハンセン:
ぐぬぬ・・・
アルベルト君 君は われわれのやり方をわかっていないようだな
・・・・・・
・・・まあよい
君に傭兵としてのほこりがあるなら・・・
もう一度だけチャンスをやろう
エミルを殺すのだ! いいな?

アルベルト(苦):
なにっ!?

ヨハンセン:
カーネルライトの傭兵は
依頼主の信用を裏切らないというところを見せてもらう

アルベルト(苦):
・・・・・
わかった・・・


ボルクタ
ルヴェン:
おれたちは とんでもない所の助っ人にきちまったようだな


ブレンダ(怒):
本当にヨハンセンの言う通りにするつもりなの?

アルベルト:
さあな・・・
とにかくエミルをさがしてみるさ
協会から にらまれたくはないんだろう?

ブレンダ:
それは そうだけど・・・


反政府軍本部
兵士:
ヨハンセンに栄光あれ!


ヨハンセン:
これまでの失敗は つぐなってもらうぞ
ツェルネンコを倒すのだ! きさま一人の力でな!

アルベルト(苦):
・・・・・・
 

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