マチュピチュ ホセ邸に発進 アルベルト: 今度はここへ敵としてこようとはな ルヴェン: やつはただの“お人好しの市長”じゃないぜ どんなワナがあるかわからんぞ 気を付けろよ! サカタ(喜): そろそろわしの出番かな? アクセル(喜): おっさん!無理すると体に毒だぞ サカタ(苦): な なんだと! ホセ邸 アルベルト(叫): ホセ市長!出てきてもらおう きさまの陰謀はすでにわかっているぞ ブレンダ: ・・・・・・・・・・・・ だめね・・・ 出てこないわ 逃げたのかな? ホセ: ほーっほっほ 逃げはしませんぞ アルベルト(叫): ホセからの通信だ! ホセ: 私は 奥でお待ちしておりますよ 早く 入ってきたらいかがかな? アルベルト(苦): ちっ ホセめ! われわれがくることに気づいてたんだな よし 望み通り出向いてやる! アルベルト(叫): ホセ あきらめるんだな もう逃げられないぞ ホセ: ほーっ 私の正体に 気付いてしまったようですね それならば いっそのこと私の部下になりませんか? そうすれば これまでの無礼を許してあげてもよいのですが・・・ アルベルト(叫): なんだと? 許しをこうのはお前の方だ! ホセ: ほっほっほ そうですかな? アルベルト(苦): ジェノス! ソサエティを敵にまわしたはずじゃなかったのか? ジェノス(喜): フッ そんなことを言った覚えはないな ロシアでは 傭兵としてたまたまお前といっしょになったまでのことだ ホセ: ジェノス君 頼みましたよ 君がこの傭兵を倒せば念願通り ソサエティの幹部として迎えられるのですからね ジェノス: まかせておけ この程度のやつであれば 私の部下が相手をする ジェノス(喜): ・・・フッ そういうわけだ 手かげんなしでやらせてもらうぞ アルベルト(苦): くそっ! ホセ: 最後に言っておきましょう なぜあなたを わざわざやとったと思いますか? 私は ソサエティにたてつく君を ガーディアンと共倒れにさせられたら さぞおもしろいだろうと思ったのですよ もっとも その計画は失敗しましたがね アルベルト(苦): きさま! なんてヒレツなことを! ホセ: ほっほっほ なんとでもほざくがいい さあ! やっておしまいなさい アルベルト(叫): なんてことだ・・・ こんなに大規模な兵器工場が地下にあるなんて! アルベルト: アニタ?そこにいるのか? アニタ(叫): あ! あなたはあの時の・・・ アルベルト: そうだ 今助けるぞ アニタ: ホセの軍が私たちを襲ったんです アルベルト: ああ 話はグラントから聞いた おれも君の言ったことを信じることにするよ アニタ(喜): ありがとう・・・ アルベルト: 君は早くガーディアンにもどって 部隊のたてなおしに取りかかった方がいい グラントも心配している アニタ: でもホセが・・・ アルベルト: ヤツのことは おれにまかせろ さあ はやく! アニタ: はい! ルーク: ばかなやつめ 手をひいていればよいものを! アルベルト: お前らか・・・ じゃまをするな! ビショップ(喜): てめえ 一度オレに勝ったからって いい気になるんじゃねえゼ! ウヒャヒャヒャ ホセからもらったこの新型さえあれば お前など 赤子の手をひねるより カンタンよ! アクセル(叫): ビショップ! とうとう 追いつめたぜ! ジャンガ村の人たちのかたきを 取らせてもらうぞ! ビショップ: ジャンガ村? 記憶にねえなァ ビショップ(喜): まあ そっちがその気なら相手はしてやるぜ ヒャヒャヒャヒャ ルーク: アルベルト・・・ お前とは戦いたくなかった ルーク(叫): しかし ジェノス様の行く手を はばむとなれば いたしかたない! アルベルト(苦): ちっ! やるしかないのか! アクセル(喜): やったぜっ!!! ビショップ(苦): こ このオレサマがこんなヤツに・・・ そんな・・・ バカなぁぁぁっ! ルーク(苦): くそ・・・ ダメージが大きすぎる しかし ここでやられるわけにはいかない ジェノス様をお守りしなくてはっ! アルベルト(叫): ホセ もう逃げられないぞ! ホセ: な なに!! こんな所まで追ってくるなんて! ホセ(苦): ええい!輸送機の準備はまだできんのかっ! ルーク(苦): ジェノス様・・・ ビショップがやられました 私も もう動けない ・・・ううっ ジェノス(叫): ルーク! ホセ: ジェノス君!はがゆいですぞ 足手まといの部下を爆発させなさい そのスキに輸送機をかっそう路まで運びます ルーク(苦): ジェノス様・・・ アルベルト: ジェノス 仲間を撃つつもりか? ジェノス(苦): ・・・・・・ ホセ(苦): 早くせんかっ! やつを撃って ソサエティへの忠誠を示すのだ! ルーク(苦): 私にかまわず撃って下さい・・・ あなたのために死ねるのなら ・・・ぐっ ジェノス(苦): ・・・許してくれルーク! アルベルト(叫): やめろ! アルベルト(叫): しまった 逃げられた! ・・・ブレンダ聞こえるか ブレンダ(叫): ええ 今 地上に輸送機が現れたわ! アルベルト: ホセを逃がしてしまったんだ すぐに回収してくれ それとメディカルシステムのスタンバイをたのむ ジェノスの部下を救助した ブレンダ: わかったわ 早くホセの飛行機を 追いましょう!
マチュピチュ ルーク(苦): ううっ ルーク: はっ! ここは一体どこだ? 私は死んだはずでは? アルベルト: やっと 気がついたな ここは おれたちの艦の中だ ルーク: そうか・・・ ・・・・・・ そうだ! ジェノス様はどうなった? ブレンダ: まんまと逃げたわよ ホセといっしょにね ルーク: では とうとう彼は 念願を果たされたのか アルベルト: ジェノスは 一体 何をやろうとしているんだ? ルーク: ・・・・・・ 言わないわけにはいかない・・・か アルベルト: そうだ ルーク: よかろう・・・ ジェノス様の妹君がソサエティの中枢にいる事は知っておろう ブレンダ: フェルダー司令官のことね ルーク: 2人は 元々同じ理想をいだいていた この汚れきった世界を変えねばならんと思っていたのだ ジェノス様は紛争を解決するための手段として 傭兵の道を選んだ ふふっ・・・ ちょうど 今のお前と同じようにだ アルベルト: ・・・・・・・・ ルーク: しかし 妹君 ・・・ロイス様は この世界で最も力のある組織に入ることでそれを実現しようとした アルベルト(叫): それがソサエティだったのか! ルーク: さよう しかし そのソサエティこそが 世界中の紛争を生み出す悪の根源だったのだ・・・ 気づくのがおそすぎた・・・ ブレンダ: どう言うこと? おそすぎたって・・・ ルーク: ロイス様はソサエティの 力の誘惑に のみこまれてしまった・・・ もう昔のロイス様とは違う・・・ ブレンダ: ・・・・・・ アクセル: まずいぜ! ホセの輸送機がどんどん遠くなってくよ! アルベルト: ホセを追うぞ! クスコ村 グラント: アルベルト・・・ よくやってくれた だが 急いだ方がいい! ホセの飛行艇が逃げるぞ! |